自他共に認める日本一の愛国者、鈴木邦男さんの連載コラム。 改憲、護憲、右翼、左翼の枠を飛び越えて展開する「愛国問答」。隔週連載です。 すずき くにお 1943年福島県に生まれる。1967年、早稲田大学政治経済学部卒業。同大学院中退後、サンケイ新聞社入社。学生時代から右翼・民族運動に関わる。1972年に「一水会」を結成。1999年まで代表を務め、現在は顧問。テロを否定して「あくまで言論で闘うべき」と主張。愛国心、表現の自由などについてもいわゆる既存の「右翼」思想の枠にははまらない、独自の主張を展開している。著書に『愛国者は信用できるか』(講談社現代新書)、『公安警察の手口』(ちくま新書)、『言論の覚悟』(創出版)、『失敗の愛国心』(理論社)など多数。近著に『右翼は言論の敵か』(ちくま新書)がある。 HP「鈴木邦男をぶっとばせ」 その生徒は予備校で「現代文」の授業を受けていた。井上ひさしの『汚
(パコ・イグナシオ・タイボⅡほか著『ゲバラ コンゴ戦記1965』 現代企画室、1999年1月1日刊行)のための解説 一 本書がはじめて事実に即して明らかにしたように、ゲバラは一九六五年四月から同年十 一月までコンゴに「滞在」していたが、ゲバラの妻、アレイダ・マルチの語るところによ れば、ゲバラはこのコンゴ「滞在」に関してふたつの記録を遺しているという。ひとつは 現地で日々記していた『コンゴ日記』で、これはいまアレイダの手元に門外不出で保管さ れているようである。いまひとつは、本書の著者たちも閲覧できたという『革命戦争の道 程:コンゴ編』で、それは、本書の後半部が明らかにしているように、コンゴから撤退し タンザニアのダルエスサラームに数ヵ月間滞在していた間に、日記に拠りながらゲバラが 書き上げた総括文書である(註1)。 同一の経験に関してゲバラが二種類の文書を遺しているということは、彼の常の
先日、私が、『福島のプルトニウムは無視して良い』と考えるわけという記事の中で、『プルトニウムフェチ』の人がいると書きましたが、その人の本名は上杉隆と言います。彼の書く放射線関連の記事は、ほとんど間違っていると私は評価していて、それは、別に驚く事ではありません。 しかし、今度ドブレイユさんが引用されているzakzakの記事は、『間違い』ではなく、捏造であると私は思います。それは、私にとっても驚きでした。私が捏造だと判断する理由を以下に説明します。 郡山についての間違いだらけの、しかもWall Street Journalの記者のコメントを捏造した顛末については、皆さんご存知の通り以下にまとまっています。 上杉隆、夕刊フジで捏造記事か?! http://togetter.com/li/276770 私は、上杉隆は、放射能の人体に対する影響について、単に無知であると思っていましたが、コメントを捏
木村 達雄 数学系教授(当時) 初出: 筑波フォーラム 45, 104-107, 1996年11月 (筑波フォーラム編集室了承済) 1.研究室の様子 私の研究室は代数学,とくに代数幾何学,代数的整数論(及び代数解析学)などの研究をしていますが,特に概均質ベクトル空間の研究者が育っています。 大学院生たちの人数が多いので,上の者は下の者を指導し,同じレベルの者は互いに教え合うという原則でやっています。また頭脳も体の一部という考えから体力をつけるよう注意しています。数学の才能の開き方は人それぞれ実に異なるので,才能とか素質については余り言わず,ねばり強い努力を勧めています。 数学の内容そのものを一般にわかりやすく説明するのは大変難しいので,ここでは研究室で学生や院生を指導する時の考え方のもとになった数学に関する私の経験などを述べてみます。 2. 数学は体力だ(ヴェイユの言葉) 一般に世間
仏教が生まれた土地ながら、人口の8割がヒンドゥー教徒というインド。最近はカースト制度の最下層にある人たちの中で、仏教に改宗する動きが目立っている。導くのが日本から来た老僧だ。(奈良部健、文中敬称略) ■「新しい人生が始まった」 「私はすべての人間が平等であると信じます。今日、新たな人生を手に入れたと信じます」 昨年10月下旬、刺すような日光を遮る天幕の下で、数百人が手を合わせ、僧に続いて唱和した。改宗の儀式だ。終わると、仏教徒になった証明書を受け取る。「インドのへそ」とも呼ばれ、国土の中心に位置するナーグプル。毎年9~10月の数日間、改宗をする人やそれを祝福する仏教徒ら数十万人が集まる。 約900キロを鉄道でやってきた大学生ラワン・パル(23)は、「不可触民(ダリト)」と呼ばれてきた、カーストで最底辺層の出身。両親の希望で、改宗式にやってきた。「家を借りるのが難しく、ヒンドゥー教寺院に入る
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マンション6階のベランダに突然、人影が現れた。 「殺される!」 昼食のうどんを作ろうと台所に立っていた17歳の少年はそう思って鍋を放り出し、リビングの向こうまで走って逃げ、ドアを閉めた。その時、扉の向こうから声が聞こえた。 「警察、けーさつ!」 2015年6月の正午すぎ、捜査員十数人が少年の自宅に家宅捜索に入った。ベランダの人影は、踏み込むタイミングを狙って隠れていた警察官だった。リビングにあったノートパソコンを画面が開いたままの状態で押収するため、少年がパソコンから離れる瞬間を待っていた。閉じると記録が消える特殊な仕掛けが施されていた。 少年は中学1年のころから不登校となり、高校にも進学しなかった。自宅にこもり、外部との接点はお年玉をためて買ったパソコン。匿名の掲示板でハッキングの世界を知り、見よう見まねで試すうち、「指導者」として仰がれるようになっていた。ツイッターにハッキングの「成果
昆虫に関わる人の世界は、とかく変人に事欠きません。その様子をひと言で表すならば「欲望の塊」。珍しい虫を見たい採りたい、そのためなら寝食を投げ打つという、一般には理解の埒外にある欲望の坩堝。世間の冷たい視線という選別を潜り抜けてきた猛者たちのワンダーランドなのです。 石を投げれば変わり者に当たる昆虫業界にあってなお「奇人」の称号を独り占めにしているのが、好蟻性昆虫研究者の小松貴さんです。 はじめてお会いしたのは数年前、昆虫の魅力を紹介するイベントにご登壇いただいたときのこと。黒ずくめの服でゆらりと会場にたたずみ、不安になるほど口数の少ない方というのが当時の第一印象でした。しかし講演の時間になるや、魔法使いのマントと帽子を身にまとって登場し、聴衆の度肝を抜きます。星のついたスティックでスライドを指し示し、生きものたちの不思議な世界について教えてくれる語り口は、驚くほど巧みなものでした。 幼少の
『日本会議の研究』の著者で、現在は森友学園問題などを追及している著述家の菅野完さんと当方の関係について、いまだにインターネット上に不正確なことを書いている方がいるようですので改めてご説明いたします。 現在までにこちらのブログで言及してこなかった理由としては、すでに当方の Facebook 上でトピックを「公開」の設定にした状態で事情を説明する投稿をしており関係者の多くに読まれていること、また当ブログはエストニアに関連する話題や海外生活を通してのオピニオン記事などを主なコンテンツとしているため、それらと関係がない記事を混在させたくなかったからです。しかし特に秘匿したいような話でもないので(むしろ広く知っていただいたほうがよい話なので)、こちらのブログにも念のため書いておくことにしました。 2016年に「週刊金曜日」が菅野完さんが過去に起こした金銭トラブルについて報道しましたが、このトラブルの
1.私(金森俊樹)は、標記の書籍(発行日2016年4月20日、講談社発行、以下、「書籍」)中に、私が2016年2月2日から3月2日、本幻冬舎ゴールドオンラインに連載した「緊急レポート『減速』中国経済の実態を探る」(以下、「連載記事」)の一部と、引用元の記載なく、著しく酷似している部分があることを認識しました。 2.具体的には以下の部分です。 (1)書籍「中国データの矛盾点」(42頁)3段落目、「図表3に示す国家統計局と人力資源社会保障部が、、、、実態を表しているとは思えない数値だ。」との記載とともに、「図表3 中国の失業率」が記載されている部分。当該部分は、連載記事「中国の『公式失業率』はなぜまったく動かないのか?」(2016年2月26日掲載)の一部とほぼ同じ内容を、若干記述を変えて利用しており、かつ連載記事の「図表1 失業率推移」をそのまま掲載している。なお、連載記事の「図表1」は、図表
田中秀臣の次の記事。 2010-07-15 - Economics Lovers Live 内藤陽介さんの千葉景子法相の留任を批判するブログの記事は妥当なものだと思う。 だが、内藤陽介のブログを読んで、「妥当」という人権感覚を疑わざるを得ない。 郵便学者・内藤陽介のブログ 目隠しで居座り 千葉については、学生時代に成田闘争の女性闘士として火炎瓶を機動隊へ投げつけ、数名の警察官を死傷させたという噂が広く人口に膾炙しています。 くわえて、千葉は、いわゆる従軍慰安婦問題では、すでに1965年の日韓基本条約で解決済みの個人補償問題を蒸し返して元慰安婦と称する女性への補償を求めており このほか、最高裁で憲法違反と判断された外国人地方参政権の実現には異常なまでに熱意を示し、不法入国・不法滞在の外国人には寛大な姿勢をとることでも知られています。 千葉法相(当時)が、火炎瓶で警察官を死傷させたなんて噂は聞
★ このサイトを運営するNPO法人WANは、多様なフェミニズム実践とジェンダー研究の情報を発信・集積し、 ジェンダー平等を求める人々に交流の場を提供します。 唐突だが、BL好きと歴史好きはしばしば重なる。 正確に言えば、歴史をテーマにした二次創作ものは、しばしばBLに走る。古くは『三国志』や『封神演義』(封神演義は『ジャンプ』紙上で連載された漫画の影響が大きく、その漫画自体が二次創作といっていい作品だったが)から、最近なら『ヘタリア』まで枚挙にいとまがない。これはなぜか。 かく言う私自身、小学校2年生で『三国志演義』、4年生で『水滸伝』、5年生で『封神演義』の順番で中国古典文学にハマり、中学校3年間は春秋戦国時代と諸子百家を読んで過ごした。せっかくなら漢詩の素養も身につけなくてはと『唐詩選』やNHKの漢詩・漢文講座も視聴した。中学時代最後に南宋からモンゴル時代を題材にした小説(田中芳樹著、
通信教育のZ会がお届けする、小学1年生から6年生のお子さまをおもちの保護者の方といっしょに、学習・子育てについて考えていくサイトです。
「クレジットカードの読みもの」の中の人に関して、無駄に話題になっているので、便乗。本当に無駄だけど。 anond.hatelabo.jp cild.hatenablog.com 企業が運営しているというのは、論外。8.6秒バズーカー反日説レベルに根拠が薄い。 俺が推測したのはこっち。 「クレジットカードの読みもの」は企業が運営するアフィブログ 違うと思う。actbankはクローズドASPなんじゃないかな。結構稼いでいるアフィリエイターなら、こういうところに招待される。あのブログは稼いでいると思うけれど、さすがに企業がやっているようには見えないだろw 2015/05/05 08:24 これもハズレているかもしれんけれどw 散るろぐが推測した、「実店舗に出向きクレジットカードの決済端末などをセールスする営業の人」というのは、企業が運営している説よりは説得力あるけれど、それもねーわ、と思う。 だ
福島で生活する人から学びたい 絵本作家、松本春野さん(31)の新作絵本「ふくしまからきた子 そつぎょう」(父の松本猛さんとの共著、岩崎書店)が話題を呼んでいる。東京電力福島第1原発事故後、福島から広島に母と避難することを選んだ主人公の少女「まや」が、自分が通っていた福島の小学校の卒業式に戻ってくるという物語だ。反原発運動に参加する松本さんは、福島での取材を通じて「(反原発運動は)もっと福島で生活を送る人の声から学ぶべきだ」と感じたという。絵本作家、いわさきちひろの孫として注目された松本さんが福島での取材で何を感じ、どう考えが変化したのか。思考の軌跡をロングインタビューでお届けする。【聞き手・石戸諭/デジタル報道センター】
秦郁彦氏が中心となって米国教科書へ訂正を要求したことについて、レコードチャイナが「日本の歴史学者19人」の要求として伝えていた。 日本の歴史学者19人、米出版社に教科書の記述訂正求める=「...|レコードチャイナ ただし読売新聞や時事通信は「日本の歴史家19人」と伝えていた。一方、以前の日本政府の訂正要求に抗議した動きは「米国の歴史学者20人」と表記している。 http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2015031700703 記者会見の詳報はBLOGOSに掲載されたが、目をおおわんばかりの内容だ。 【詳報】「強制連行があったとするマグロウヒル社の記述は誤り」従軍慰安婦問題で、秦郁彦氏、大沼保昭氏が会見 (1/2) このBLOGOS記事で、会見を開いたのは秦氏だけでなく、アジア女性基金の大沼保昭氏もならんでいたことがわかった。 17日、秦郁彦・日本大学名誉教
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