新電力のパネイル(東京・中央)が東京地裁に民事再生法の適用を申請したことが19日分かった。負債総額は約60億円。主力の電力小売事業で安値受注を続け、収益が悪化していた。新たな電力管理システムの開発計画を打ち出し、大企業との提携にも乗り出していたが、実現できずに経営が行き詰まった。複数の関係者によると、パネイルは2017年夏ごろから低価格路線にかじを切り、収益が悪化した。18年9月期には最終損益
新電力ITベンチャー「パネイル」(東京・中央区)が5月18日、東京地裁に民事再生法の適用を申請した。負債総額は4月末時点で約61億円(60億9168万9458円)。背景には、自由化された卸電力市場が夏に高騰したことや、合弁会社を舞台にした東京電力の子会社との対立も見えてきた。 「有望なユニコーン企業のひとつ」だった。 パネイルは東工大卒、ディー・エヌ・エー(DeNA)出身の名越達彦氏が2012年に創業した電力小売りベンチャーだ。 2016年4月に電力の小売が全面自由化されると、次世代型エネルギー流通基幹システム「パネイルクラウド」を手掛ける同社も小売事業に参入。AIを活用し、効率的に電力調達や需給管理、料金請求ができるシステムは、地域密着型の営業販売もあって好調だった。 2017年9月期には売上高78億円、営業利益3億円まで業績を伸ばし、「有望な(未来の)ユニコーン企業のひとつ」(VC関係
サービス終了のお知らせ SankeiBizは、2022年12月26日をもちましてサービスを終了させていただきました。長らくのご愛読、誠にありがとうございました。 産経デジタルがお送りする経済ニュースは「iza! 経済ニュース」でお楽しみください。 このページは5秒後に「iza!経済ニュース」(https://www.iza.ne.jp/economy/)に転送されます。 ページが切り替わらない場合は以下のボタンから「iza! 経済ニュース」へ移動をお願いします。 iza! 経済ニュースへ
ピント設立の発表記者会見後、写真撮影に応じる(左から)パネイルの名越達彦社長、ピントの田中将人社長、東電エナジーパートナーの田村正常務=東京都千代田区で2018年4月24日、和田憲二撮影 電力ITベンチャー「パネイル」と電力小売り大手「東電エナジーパートナー(EP)」が人材や技術を巡って対立している問題で、パネイルは東電EPを相手取り、損害賠償請求訴訟を東京地裁に起こす方針を固めた。「パネイルの最高技術責任者(CTO)を子会社に強引に移籍させて、ノウハウを奪った」というのが理由で、「東電側が組織的に移籍に関わった証拠も確認した」と主張している。東電EP側は真っ向から否定しており、電力ガリバーVSベンチャーの異例の紛争は、法廷闘争に発展することになる。【岡大介/統合デジタル取材センター】 中核技術担うCTOが取締役会の反対を押し切り移籍 対立の舞台になっているのは、東電EPが6割、パネイルが
日本経済新聞が2017年から行っている、創業20年以内の国内の未上場企業を対象にしたNEXTユニコーン調査。その第2回(2018年)調査で推定企業価値801億円として、第2位にランクインしたのがエナジーテック企業のパネイル(東京・千代田)だ。共働き世帯にも喜ばれているユニークな制度や、無駄残業をゼロにするために全社一丸となって協力し合う社内文化について伝えた上編に続き、下編では、研究開発本部のマネジメント責任者として活躍する共働きパパの松岡泰三さんと、取締役副社長で3歳の男の子のママでもある創業メンバーのキム・ヒョヨンさんにお話を伺った。 <パネイル 企業リポート> 【上編】パネイル 無駄残業ゼロの理由とは? 【下編】パネイル 管理職パパ&副社長ママの両立術 ←今回はココ 娘の幼稚園の先生たちと話をするため、10時出社を選択 2018年12月にパネイルに転職した松岡泰三さん。現在は、研究開
イントロダクション 目下、開発中のプロダクトなので詳しいことは書けないのですが、いろいろと気付きの多い出来事だったので、 少し自分自信の振り返りも兼ねて、投稿してみたいと思います。 これは、決してGoよりPythonのほうが優れているとかそういった話ではないです。 今回、自分は開発者というよりプロジェクトマネージャー(以降、PM)という立場になります。 Goの採用 当社のコア技術はPythonなのですが、今回、開発にあたってGoを採用していました。 主な採用理由としては、「プロトコルとしてgRPCを採用するにあたって、gRPCとの組み合わせ事例が多い」からでした。 gRPCの採用理由は、「同時に企画されていた別プロダクト(Python)との連携が想定されており、異なるプログラミング言語間でも型を維持したままデータ交換が可能」なことからでした。 当初は、プロダクトのリリース時期も未定でプロト
「電力自由化」という言葉を、聞いたことはありますか? 電力自由化とは、東京電力や関西電力といった電力会社以外の企業から電力を買うことができるという制度です。2016年4月から一般家庭や商店も対象となり、電力会社や料金メニューを自由に選べるようになりました。 今回ご紹介する株式会社パネイルは、電力小売供給基幹システム「Panair Cloud」を通して、ITを使った電力サービスを展開するベンチャー企業です。ソニックガーデンはPanair Cloudの開発を担当しています。 Panair Cloudが電力業界へ与えた影響。そして、パネイルが手がける電力サービス事業は何を目指しているのか。パネイルの代表取締役社長 名越達彦さんに、ソニックガーデンの倉貫義人が聞きました。全4回でお届けします。 企業プロフィール 株式会社パネイル 2012年12月に設立。電力小売供給基幹システム「Panair Cl
東京電力エナジーパートナー(東電EP)とパネイルは4月24日、共同出資により、電気やガスを全国に販売する「株式会社PinT(ピント)」を設立したと発表した。5月1日より順次、サービスを提供する。 PinTでは、電気やガスに加え、金融や不動産などの業種が展開するプラットフォームとの連携、融合したサービスの提供を予定。第1弾として、「PinT with 賃貸」および「PinT でんき」を、沖縄を除く全国で提供を開始する。 PinT with 賃貸は、不動産を複数所有する不動産管理会社向けのサービスとして、5月1日より提供を開始。入退居時の電気契約の切り替えや、複数の建物における電気料金の一括支払いなどが可能となる。所有する不動産の電気契約に関わる情報の管理、運用が可能な、専用ウェブサイトも用意している。 PinT でんきは、低圧で電気を使用するユーザー向けのサービスとして、6月1日より提供を開
未常識を常識に パネイルは、クラウド技術だけでエネルギーの基幹システムを構築した日本初の事業者です。 第4次産業革命といわれるインターネットが登場して以降、世界は大きく変わりました。 それは単なる技術の革新にとどまらず、産業のあり方、ビジネスの創出方法、人々の暮らしも変わりました。インターネットを活用した様々な企業が生まれたことで、私達のまわりには多くのインターネットサービスが溢れています。 日本の政府が打ち出している”Connected Industries”において、数多のデータを有効活用し、産業を変革する、いわゆる”デジタルトランスフォーメーション(DX)”が求められています。この実現のためには、今まで以上にインターネットの活用が重要です。 エネルギーの世界は、デジタルトランスフォーメーションが起こる前の状況です。 パネイルはインターネットの力を信じています。 エネルギー業界を中心に
左から:Panair 代表取締役社長 名越達彦氏、PinT 代表取締役社長 田中将人氏、東電 EP 常務取締役 田村正氏 Image credit: Masaru Ikeda AI を活用した電力流通クラウドプラットフォーム「Panair Cloud(パネイルクラウド)」を提供する Panair(パネイル)は24日、東京電力エナジーパートナー(東電 EP)と共同で、電力やガスを全国に販売する新会社「PinT(ピント)」を設立したと発表した。2016年の電力小売全面自由化、2017年のガス小売自由化を受け、両社は東京電力の従来供給エリア以外を超え、日本全国へのサービス提供を本格化させる。 東電 EP ではこれまで、電力以外にも IoT、省エネ、ガス、スマートホームなどの分野で、スタートアップ各社との協業を模索してきた。同社では、スマートメーターとクラウドを駆使し人工知能で精度の高い需要予測を
こんにちは。 デザイナーのHariです。 パネイルでは2019年の8月からパネイルのラジオ、略して「パネラジ」を発信しています。 パネラジのはじまり 名前をつけてると凄そうな響きですが、そういう大それた事ではなく、「普段、なかなか直接お話をする機会がない社長とお話をしよう。」という単純な思いからはじまっています。 社内のみなさまのご協力があって、8月から17回放送をしております! パネラジを公開する パネラジはパネイルのメンバー達が代表の名越と、仕事や会社のこと等をゆるい感じでお話するラジオです。 内輪だけの話で一般公開には向いてないという懸念もありましたが、せっかく社内のみんなと楽しく収録しているものなので、パネイルの事がわかる良い材料だと思い、一部を公開する事にしました。 1話は20-25分程度なので、気が向いた時に聴いて頂ければ幸いです。 はなした内容 ・パネラジとは? ・パネラジ公
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く