2006年11月14日のブックマーク (2件)

  • Economics Lovers Live ■[経済] 間宮陽介『ケインズとハイエク』増補版

    ケインズとハイエクの経済思想の結節点を「制度」や「慣習」に求めるという間宮氏の試みが、書の公刊から20年近くを経て、具体的な「制度」=中間組織への期待となって姿を現している。 増補 ケインズとハイエク―“自由”の変容 (ちくま学芸文庫) 作者: 間宮陽介出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2006/11メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 52回この商品を含むブログ (26件) を見る 旧版における議論の整理はラスカルさんのエントリーを参照されたい。ここでは主に増補版の中心である「補論」に紹介をしぼる。 最近の社会情勢の変化を間宮氏は「市場原理主義」(新自由主義)と社会主義・国家主義の二極の対立、あるいは別の表現だが「公と私の対立」という図式として単純化されてしまい、前著でのケインズとハイエクの両者の「自由主義」がもった共通する領域が抹殺されてしまった20年であると総括する*1。

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  • POLAR BEAR BLOG: 大江戸 Google Earth

    これは面白い。Google が David Rumsey Historical Map Collection と協力し、Google Earth 上で古地図を閲覧できるようにしています: ■ Google Earth in 4D (ZDNet.com) タイトルにある"4D"という言葉が的確に表現していますね。4次元、すなわち「縦×横×高さ」に加えて、「時間」まで表現するようになったわけです。最近 Microsoft の Virtual Earth が立体表示に力を入れていますが、Google はそこからさらに一歩進む可能性を示した、と言えるでしょうか。 試しに「1680年東京」という地図を表示させてみました: Wikipedia によれば、1680年は江戸時代で、徳川綱吉が江戸幕府5代征夷大将軍となった年。この地図が書かれた7年後に、有名な「生類憐みの令」が告知される、と言えば時代感覚が

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