小田原市内の二つの遺跡で、それぞれ古墳時代前期につくられたとみられる銅製の鏃(やじり)四点と銅鏡一面が出土した。鏃は一九六六年にも同じ遺跡から五点見つかっており、発掘調査した市教育委員会は「通常一、二点はあるが、これだけ多数の出土は県内では類例がない」としている。 (長崎磐雄) 鏃が出土したのは同市府川の府川諏訪ノ前遺跡。長さ五・六センチ、幅一・三センチで、小さいものは長さ三センチ、幅一センチ。市教委は「銅製の鏃がどのように使われていたか明らかではないが、祭祀(さいし)に使われたものではないか」と推定する。市教委が一般住宅新築に伴い、四月から六月にかけて発掘調査し、古墳時代前期の土器が出土した土層を中心に見つかった。 銅鏡が見つかったのは同市別堀の別堀前田遺跡。直径一〇・四センチの小型で、くちばしを開いた鳥のような文様と、乳と呼ばれる円形の突起が交互に六個ついており、獣形鏡の一種とみられる
東近江市木村町の蛭子田(えびすだ)遺跡を発掘調査していた県文化財保護協会は14日、古墳時代後期(5世紀後半~6世紀前半)の乗馬の際に足をかける木製馬具「鐙(あぶみ)」がほぼ完全な状態で見つかった、と発表した。古墳時代の鐙は金属製のものが発見されることが多く、木製は全国で約20例しかないという。関係者は「古墳時代の乗馬文化の広がりを知る、貴重な発見だ」としている。 鐙(幅14・2センチ、奥行き16・1センチ、高さ19・7センチ)は落馬を防止するため爪先をつぼ状に覆う形で、河川跡から出土した。ひもを通す穴が一部欠損しており、古墳の埋葬品ではなく、実用品だったとみられる。近くにある古墳の規模などから、同協会は「中級の首長が使っていたのではないか」とみている。 木製の鐙としては榎田遺跡(長野市)から出土した5世紀中頃~6世紀初頭のものなどと並び、最古級とみられ、「馬の博物館」(横浜市中区)理事の末
モバイルバッテリーとは呼べない。「ほぼポタ電」なコレ1台で有事の時もアウトドアも大活躍!【AmazonスマイルSALE】
さて。ガーディアンの記事。順序が逆になるが、まず、「原発ジプシー」について。この記事のすごいところは、日本の原子力発電事業が始まった1970年代から、「ジプシー」と呼ばれるような労働力(臨時雇用で転々とする)を当てにしてきたということをはっきり書いている点。そしてそのような労働者たちが、昔も今も、研修(訓練)も経験もほとんどなく、人体に有害な環境で、多いわけでもない賃金のために働く最底辺の労働者たちであることを述べている点。 マカリー記者は福島県いわき市のいわき湯本温泉に取材に訪れている。ここは、福島第一原発で作業に当たる、全国各地から集まった方々およそ2000人の拠点となっている(と記事に書いてある)。 記事は、この温泉地のエアコンの効いた部屋から、日本のこの蒸し暑さの中、Tシャツに作業ズボンで福島第一に向かう作業員の描写から始まる。 いわき湯本を拠点とする彼らのうち最も新参なのは、長年
中途半端な英語使いが英国からのニュースを東京で読み、あちこちふらふらうろうろ。時々嘘。 はてブ = http://b.hatena.ne.jp/nofrills Twitter = http://twitter.com/nofrills Twitterのログ = http://twilog.org/nofrills ◆「なぜ、イスラム教徒は、イスラム過激派のテロを非難しないのか」という問いは、なぜ「差別」なのか。(2014年12月) ◆「陰謀論」と、「陰謀」について。そして人が死傷させられていることへのシニシズムについて。(2014年11月) ◆知らない人に気軽に話しかけることのできる場で、知らない人から話しかけられたときに応答することをやめました。また、知らない人から話しかけられているかもしれない場所をチェックすることもやめました。あなたの主張は、私を巻き込まずに、あなたがやってください
印刷 関連トピックス原子力発電所原発導入初期の流れ 政府が1955年、原発を導入するために初めて派遣した海外調査団の報告書が、原子力委員会の設置を推進する内容に偽装されていたことがわかった。作成に関与した旧通商産業省の初代原子力課長(故人)の偽装を認める証言が、文部科学省の内部文書に記録されていた。 文書は85〜94年、日本の原子力行政の重鎮で、原子力局長や原子力委員を務めた故・島村武久氏が、原子力政策にかかわった政治家や官僚、学者など33人を講師として招いた「島村研究会」の録音記録。A4判620ページにわたって文書化され、文科省が製本したものを朝日新聞が入手した。 政府は54年12月、初めての原子力予算で、物理学者を団長とする15人の「原子力平和的利用海外調査団」を派遣。4班に分かれて米英仏やインド、スウェーデン、デンマークなど14カ国を巡り、原子力行政の組織体制を調べた。 調査
アパラチコラで過ごす優雅な時間 メキシコ湾沿いの入り江に面した米フロリダ州の小さな町アパラチコラ。こじんまりした海辺のホテルに宿泊し、バーで新鮮なシーフードを味わえるほか、地ビールの醸造所もある。綿花や漁業で栄えたこの町には、グリークリバイバル(ギリシャ建築への回帰)様式の優雅な住宅が散見される。数キロの沖合に浮かぶセントジョージ島には白い砂浜が広がる。
お気に入りのぬいぐるみを図書館にお泊まりさせてみませんか――。立川市の錦図書館で22日、そんなイベントが開かれる。ぬいぐるみがひとけのない図書館を冒険し、思い思いに読書を楽しむ。そんなファンタスティックな様子を写真に収めて子どもたちにプレゼントすることで、図書館や本への関心を高めたい、というのがねらいだ。 「ぬいぐるみの図書館お泊まり会」は、児童サービス担当のスタッフである遠藤愛さん(23)が企画した。同様のイベントは米国が発祥の地とされ、現在は米国各地の図書館で人気を集めている。だが、国内では取り組みを進めている所はまだ少ないという。 今回のお泊まり会は、乳幼児〜小学生が対象。お気に入りのぬいぐるみや人形を持参して一緒に「おはなし会」を楽しんでもらった後、ぬいぐるみを置いて帰ってもらう。 スタッフはその後、預かったぬいぐるみを図書館のあちこちに配置。仲良く本を読んだり、書架の周りで
◇ 乾燥させ、1枚1枚土払う 泥だらけの冊子や古文書を乾燥させ、1枚1枚はけで丁寧に土を払っていく。東日本大震災で津波被害を受けた歴史資料を修復する活動をボランティアで続けている。 資料は現地の市民団体からの要請で山形に運び込んだものだ。岩手県陸前高田市の博物館収蔵の研究資料や宮城県内の学校の卒業アルバムなど江戸時代から現代まで、その数は段ボール300箱を超える。指定文化財ではない一般の資料だが、「地域にとっては大切な資料。将来の復興に役立つ」と力を込める。 3月26日に団体の緊急集会を開き、文化財救済を呼びかけた。資料を乾燥させるための扇風機を担いで被災地に足を運び、泥やがれきの中から土器を引っ張り出す手助けもした。県内での作業には東北芸術工科大や山形大、米沢女子短大も協力。学生や会社員ら延べ約1千人のボランティアが参加する。すべての修復には3年はかかる見通しだ。 文書館もない山
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く