店の名前は「キラキラドンキ」。ターゲットは10代から20代半ばのZ世代で、グミなどのポケット菓子やプチプラコスメ、韓国雑貨を集め、「かわいい」があふれる“映え空間”を形にした新業態だ。この店は2号店で、店員の平均年齢が19歳。店長も26歳と極めて若い。 ドンキには「顧客親和性」という言葉がある。店づくりには想定顧客に最も近い店員がかかわるべきだという考え方だ。この店では、髪色自由、ネイルもピアスも認めるだけでなく、私服勤務も可とした。結果、25人のメイト(アルバイトやパート)募集に1週間で250人が応募。その後464人にまで膨れ上がった。 店員がZ世代だからこそ、Z世代のトレンドが分かる。事実、女子高生たちは、吸い込まれるようにこの店を訪れる。「Z世代の聖地」として近鉄パッセ内でも随一の売り上げをたたき出している。 ドンキ流の専門店、続々誕生 アルバイトやパートにも仕入れを任せる大胆な権限
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