「日本の著作物、世界から無視される恐れも」 長尾館長、Googleブック検索「対象外」に懸念:ウェブ学会シンポジウム 「世界のすべての人から、日本の著作物が無視されることになるかもしれない」――Googleブック検索和解案で、日本を含む英語圏外の国の著作物が対象外となったことについて、国立国会図書館の長尾真館長は12月7日開かれた「ウェブ学会シンポジウム」(東京大学)の基調講演で懸念を示した。 日本の一部の出版社などは、和解案が日本の書籍にも及ぶことに強く反対してきた。反対派の著作権者にとって、和解案の修正は「ハッピー」だったと長尾館長は話す。 だが「(米英などで)たいていの人がGoogleブック検索で本を調べるが、日本の書物は一切出てこない」という結果になることを懸念。Googleブック検索に参加しないなら、「日本独自で書物をきちんとスキャンし、世界にネット発信していくという努力がない限
2009年11月28日 全てはハンキャリから始まった 今週の木曜日、InternetWeekのインターネットの歴史を語り継ぐ人々のつどいというBOFに参加しました。 奈良先端科学技術大学院大学、砂原先生の最初に日本にUNIXが入ってきた時の事や、TrailBraizer(往年のベストセラーモデム)でUNIX同志を接続し日本のインターネットの基礎を作った時の逸話とても面白く、そしてなつかしく当時の事を思い出しながらのBOFでした。 初めて日本にUNIXが入ってきたのは、当時AT&Tのベル研で研修をしていた石田晴久先生が、帰国する際、UNIX 6thエディションを1/2オープンリールテープにコピーして持ち帰ってきたというのは有名な話で、私もこの業界に入った直後に聞きました。つまりUNIXが日本にやってきたのは、ハンドキャリーによってです。UNIXのライセンスは7thエディションから導入されたの
2チャンネルと私 最近は何も書かれていない。上場IT企業の社長から、一介の大学教員になった私には2ch的に羨ましいところや、たたくべきモノはないようだ。なんだか寂しい・・・。 2chの関係者には、そのひとが意識しているいないに拘わらず、社会的な立場のある人物やそれに準ずる人物や商品を煽り、落としめることがその役目だと考えているようである。 私の2chのスレッドを最初に立ち上げた人物は、アスキーの元社員であった。その彼はかつて私にわざわざ謝りに来て、「西さんをからかったら、おもしろいだろうと思って書き込みを始めました・・・こんな大事になるとは予想もしなかった」といって謝った。 2chの彼らは私の怒った反応を「祭り」という言葉で捉えた。いわゆる「祭りだ!わっしょい、わっしょい」である。とにかく喧嘩があればアクセスが集中するのでよろしいと言うわけである。これは、インターネットが有線電話によるダイ
「みんながちょっとずつ頭がよくなる世界」──「百式」を運営するビジネスマン:ITは、いま──個人論 朝6時。1時間のネットサーフィンから、田口元さん(33)の1日が始まる。海外のサイトを巡って面白いネットビジネスを探し、URLを保存する。彼が運営するWebサイト「百式」のネタ集めだ。1時間で10-20は見つかるという。 英語圏のドットコムビジネスを、十数行の文章とともに、毎日一つずつ紹介する百式。非営利の個人サイトながら、1カ月のページビューは20万以上。メールマガジンは12万人に読まれている。「体力測定みたいなもの。ネット上で、個人がどこまでできるか試してみたくて」更新を続ける。 きっかけは4年半前、外資系コンサルティング会社に勤めていたころ。話のネタがないビジネスマンが多いと感じ、彼らのための“ネタ帳”として、海外のドットコムビジネスを紹介することにした。Webサイトにすれば、日本中の
モバイルWiMAX方式による高速無線インターネット接続サービス「UQ WiMAX」を2月26日に開始したUQコミュニケーションズ。同社では、モバイルWiMAXのサービスを「モバイルブロードバンド」とは呼ばず、あえて「フューチャーブロードバンド」という言葉で表現している。 そこには、第3世代携帯電話網(3G)を利用する既存のデータ通信サービスとは異なる、新しい考え方の下にブロードバンドサービスを提供したいという意図が込められているという。同社はモバイルWiMAXを利用してどのような世界を実現しようとしているのか、代表取締役社長の田中孝司氏に聞いた。 ――サービスを開始してからの手応えは。 (直接寄せられる声だけでなく)先進的なユーザーの方々がブログなどで書かれている感想を私も拝見していますが、速度に関してはおおむね満足いただいているのではないかと思います。基地局セルのギリギリ端にある場所など
馬鹿じゃないのか。このようなセキュリティに関わる情報公開ページは https:// で提供する(閲覧者が望めば https:// でも閲覧できるようにする)のが当然なのに、携帯電話会社ともあろうものが、そろいもそろってこんな認識なのだ。 (8月2日追記: ソフトバンクモバイルについては「7月27日の日記に追記」参照のこと。) それをまた、ケータイWeb関係者の誰ひとり、疑問の声をあげていないことがまた、信じ難い。何の疑問も抱かずにこれをそのまま設定しているのだろう。 こんな状態では、ケータイWebの運営者は、DNSポイゾニング等で偽ページを閲覧させられても、気付かずに、偽アドレス入りの帯域表を信じてしまうだろう。 つまり、たとえば、example.jp というケータイサイトを運営している会社が example.co.jp であるときに、攻撃者は、example.co.jp のDNSサーバに
そうだね。 たいていの家には表札がかかっているし、 (今では減っただろうけど)電話帳なんかにも色々と載っていたりするよね。 外にでたら、普通に名前を名乗るし、とにかく本名で生活してる。 そういう感覚ならそう。 誰かに本名を知られても平気。 それは平気なことだった。 だけどネットが絡むとそうも言っていられないと、ぼくは思うよ。 なぜかって? ネットじゃなければ、沖縄にいる知らない人が、きみのちょっとした「つぶやき」を聞く機会はほとんどないよね。 北海道の知らない人に、興味を持たれる機会もほとんどない。 きみのポエムが2年後に、知らないひとの目にふれる機会なんてのも、たぶんない。 偶然、きみの一言が、誰かの目に留まり、 少し興味を持って調べてみると、 どんどん出てくる若かりし頃のポエム。写真…! 尽きない興味、高まる興奮…! そうして本人にはまったく心当たりのないまま 知らない人に、変質的に惚
いや、今だから、って話でもないのだろうけれども。 例えば、これ。本当のところどうなのかは知らない。けれども、自分が気に入らないことなら多少回りに迷惑が掛かったり、冤罪の疑いがあっても平気、というのではいつも彼らが非難している痴漢冤罪ハメとやり口が全く変わらない。匿名の必要性ってのは自分を棚に上げるためにあるわけではない。 そして、一昔前よりも、確実に、ネットの影響力というのは増大している。というか、今まで気にしなかった人も気にし始めている。それは、匿名掲示板などが、様々な活躍により影響力を強めた、というわけでは決してない。単に、利用者が増えた=現実との接点が増え、事件に数多く登場することを知ったからだ。そして、その中でも自分ではほとんど使わない層は「ネット怖い」「ネットはダークサイド」という言説に素直にうなずくことであろう。 自分の気に入らないことを、発散することは、悪いことだとは思わない
Googleがテストを開始したWikipediaに似たサイト、knolが話題を呼んでいる。以前から書いているように、私は現在のWikipediaは「無法者の楽園」に堕していると思うので、競争が起こるのは歓迎だ。特に注目されるのは、このプロジェクトの責任者であるUdi Manber(技術担当副社長)が、knolのコンテンツが署名入りで書かれる点を強調していることだ:このプロジェクトの鍵となるアイディアは、著者を明記することである。本でもニュースでも学術論文でも、著者がだれであるかは明記されているが、なぜかウェブは著者を明記する強力な標準なしで進化してきた。誰が書いたかを知ることは、読者が内容を判断する上で重要な助けになるとわれわれは信じる。匿名は、インターネットの原則ではない。初期には、E2Eの原則によってIPアドレスとユーザーは1対1に対応していたし、ネットニュースの投稿も署名入りが基本だ
ブログを書くときに意識してることのひとつとして、ここは自分の場所なんだから、自分の考えをしっかり述べるようにしようということ。ネットで個人が簡単に情報発信できる時代になったのだから、普段考えてること、感じたことをどんどん書いていけばいい。 自分が考えがネットを通して繋がる感覚 自分の考えをブログで書こうとすると、自分の考えってものが、実はおぼろげにしか考えていなかったことに気が付くことがある。文章にまとめようとしたら、いろいろもっと深く考えることになるし、そのためにいろんなサイトやブログを見たり、情報を集めたりすることもある。 ブログを書くってことは、自分の考えを文章としてウェブ上に残すってことだけど、それによってより深く考えることになったり、ブログを読んだ人からの反応でより幅広く考えられるようになったりする。コメントやトラックバック、ソーシャルブックマークの反応からは、自分になかった視点
今日、モバゲータウンに登録しました。 というのも、先日三年間愛用したTalbyがボロボロになってしまい仕方なくInfobar2に機種変更し、パケット定額プランに加入したので、せっかくだしやってみるかなと思ったのがきっかけ。 序 リア充中高生の巣窟と名高いモバゲータウン。まず登録画面からしてレベルが高い。最初にハンドルネームの登録が求められるんだけど、注意書きが 『全角6文字以内、絵文字不可』 おぅふ、ここはもうモバゲータウンの入り口。人間界の常識は通用しない感じが伝わってくる。で、PC文化圏の名前を引き継ぎたくなかったので『まとぺ』と入力して確定したところ 「まとぺ」はすでに使われています。下の名前から選びますか? 「まとぺ♪」 「★まとぺ★」 「☆まとぺ☆」 ぎゃあああすごい名前をお勧めされたああああ!! 仕方ないのでもうちょっとかわいい感じの他の名前にしましたが、よく考えてみたらユーザ
早稲田大学が6日に開催した「第3回知的財産セミナー」で、角川グループホールディングス会長の角川歴彦氏が「“著作権”実効性確立への熱い思い」と題する講演を行なった。角川氏は、デジタルコンテンツに対して著作権法の実効性が保たれなくなり、著作物をタダで利用するユーザーと料金を支払うユーザーの間に不公平感が出ていると指摘。著作者や著作権者、コンテンツ事業者に適切な対価を与えるためにも、デジタル著作権管理(DRM)技術を整備した上で、著作物を閲覧したユーザーから料金を徴収する“閲覧権”を新たに創設すべきと力説した。 ● 著作権に縛られない著作権法、国益の視点から「制度イノベーション」が必要 角川氏は、著作者や著作権者、コンテンツ事業者だけでなく、著作物を享受する国民の間に大きな閉塞感があると語る。その原因は、2つのリスクと2つの誤認であると指摘。リスクとしてはまず、サーバーが米国に置かれている点を含
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