何をやっても長続きしない。 こういう気持ちは、多くの人が持っていると思います。実際には、長続きしていることがあるはずですが、すぐにやめてしまったことを思い出しては、「自分は何をやっても長続きしない人間なんだ」と自分自身にレッテルを貼っているのかもしれません。 長続きしない原因は何かを考えてみると、多くの場合、「すぐに結果が出なかったから」という答えにたどり着くのではないでしょうか。この「すぐに結果が出なかった」ということが、実は重要なことなのです。 行動の結果は60秒までに起こることが大切 「行動の結果は直後に起こる(行動に伴う)ことが大切である」と説くのは、専門行動療法士で臨床心理士である奥田健次さんです。 奥田さんの著書「メリットの法則」では、直後とは、行動が起きてから60秒までが目安になると述べられています。この60秒は、莫大な動物の行動実験から明らかにされたものです。 長続きしない