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買ってよかったもの
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また今年もゲリラ豪雨だの雷雨だのという季節がやってきましたね。昨日も全国各地で暴れ回ったようです。最近は技術の進歩で停電こそ少なくなりましたが、それでも竜巻やら落雷やら河川の氾濫など大きな被害となる場合もあって、用心が必要です。 一昨年、長女が電車内で閉じ込められて苦労したときのことを拙エントリーで紹介しました。 【10円】ゲリラ豪雨で電車ストップで大混乱、の夜に娘が、家族が学んだこと 今年は次女が巻き込まれました。長女と同じく学校帰りの名鉄電車に乗車中、ゲリラ雷雨で電車が突然のストップに。娘によれば、車内はさほど混雑してはいなかったものの、一様に不安な顔つきで、騒然としていたようです。外は雷と激しい雨が襲っていました。 「どこで何があったんだろう」「いつまで止まるんだろう」…乗客がそろそろ不安を口にし始めたころ、まるで空気を読んだかのように、車内にアナウンスが。 「まことにザンネンなお知
【100円】ミスをしたのはそちらなのに、なぜわたしがそちらに出向くのか、と思ってしまったわたしは、えーえー、そりゃもう、ちっけー人間ですよ(笑) ある日、あるスーパーで買い物をしたときのことです。帰宅後、購入した食品を冷蔵庫に入れようと取り出したところで、傷んでいることに気づきました。 「うーん、どうして買ったときに気づかなかったんだろう」 そうは思っても後の祭り。仕方ありません。交換してもらえるか確かめようと、店に電話を入れました。すると、対応した方がこう言いました。 「…お客様、大変申し訳ございませんが、その商品は召し上がらないようにお願い致します。これから、同じ商品をご自宅まで持参致しますので、恐縮ですがご住所をお知らせ願いたいのですが…」 正確ではないものの、こんな内容だったと思います。たかだか【100円】くらいのものです、そこまでしてもらわなくてもと、少し迷いましたが、結局申し出
iPhoneを手に入れたとき、何はなくともと速攻貼った、液晶保護フィルム。最初はキレイなんですが、どうしても時間の経過とともに、細かなひっかき傷や擦り傷が付いてきますよね。もし貼ってなければ、ガラス面に直接傷が付いた可能性が高いワケで、保護フィルムくん、ありがとーってことなんですが、傷が目立ってくると、どうしても気になりだして。そして、いよいよ貼り替えしよーって決めました。 最初に貼ったのは、ケースに付属してきたフィルムだったのですが、今回はフィルム単独で探しました。まあこれもピンキリなわけですが、イマイチ性能の差がわからない。ま、いいかってことで、今回は100円ショップで買ってきたフィルムでトライすることにしました。つまり予算は【105円】です。 もちろん装着前には事前学習もしました。調べてみると、注意点は次の2点に集約できました。 装着は一発勝負。失敗したら、フィルムには細かなホコリが
今日はオープンキャンパス。7月からはじまったイベントも、9月に入って最終回を迎えました。8月にくらべれば幾分涼しくなったとはいえ、まだ外は暑く、生温かい空気がキャンパスを包んでいます。 会場で、長野県からはるばるやってきた、あるお父さんお母さんと出会いました。息子さんは工業高校に進学したけど、大学は文系を希望しているとのこと。両親は、自分がやりたいことじゃないと続かないからと、息子さんの意思を尊重したいと話してくださいました。 「本当は果樹園を継いで欲しいんやね。でも、息子は絶対にいイヤだと。でも反対する気持ちもわかる。田舎で隣家が100メートル先みたいなとこやから、街に出て行きたいんやろう。今の時代、どうするにせよ、大学くらい出ておかんと。だから、金はないけど、行かせてやりたい」 親が子を思う気持ちというのは、どうしてこんなにせつないのでしょうか。お父さん、お母さんの短い一言一言が心に響
暑さがぶり返したこの週末、わたしは土日ともにオープンキャンパスで出勤していました。オープンキャンパスは、いまや大学の広報にとって最も重要な戦略的イベント。この集客は、受験動向に大きく影響するといわれており、私立のみならず国公立大学も力を注ぐ一大イベントとなっています。もちろん多くの高校生が利用していて、人気大学のオープンキャンパスには、代表的イベントである体験授業に受講希望者が殺到。その混乱を避けるために事前申し込みで抽選する大学も少なくありません。 このオープンキャンパス、大学毎で独自に日程を決めるため、参加を希望する高校生は、開催日程をにらみながら、夏期補習授業や部活動などとの調整が必要になり、頭を悩ませているようですね。特に夏休みが始まる7月20日前後から8月前半の土日は、さながらオープンキャンパス・ラッシュ。この時期、電車内の広告を見渡すと、多数のオープンキャンパス告知広告を目にし
先週、某企業の採用担当者と久しぶりに話す機会がありました。大企業ではないものの、商品がユニークで、学生にはなかなか人気の企業。不景気だと言いながらも、新卒採用は定期的に継続しています。 「最近の新人は、おもしろいヤツがいない、とんがったヤツがいないって。現場から言われちゃってさ」 笑いながらも、彼の悩みは結構深刻なようでした。聞けば、3年生の冬から春にかけて、しっかり厳選採用システムを構築しているとのこと。オリジナルのエントリーシートは彼の考案によるもの。SPI2の活用はもちろん、面接は現場レベルから最終の重役レベルまで4~5段階。グループディスカッションにも工夫を凝らしているといいます。なのに、“厳選した逸材”は、現場からは評判がよくないと。 選考に相当の時間と労力をつぎ込んでいるだけに、始末が悪い話です。ご多分に漏れず、厳選採用という御旗の元、採用部隊、前線である営業スタッフ、人材育成
8月25日、東大がニュースリリースでiTunesへのコンテンツ提供を発表していますね。 東京大学が「iTunes U」に参加 ・東京大学の講義をiTunes U 上で無償公開 ・本学で開講される正規授業、公開講座などの計【112】講義 ※東京大学8月25日付けプレスリリースより一部引用 ここでちょっと注目なのが、コンテンツ提供先が「iTunes」であるということ。そして「無料」であり「正規授業を含む112講義」を一挙に公開するという点です。なぜこれが注目なのか、今回ちょっと考えてみようと思います。 ::: ::: ::: ちょっと振りかぶった話で恐縮ですが、教育基本法にこんな条文があります。 教育基本法 平成18年12月22日改正 (大学) 第七条 大学は、学術の中心として、高い教養と専門的能力を培うとともに、深く真理を探究して新たな知見を創造し、これらの成果を広く社会に提供することにより
盆休み中の昨日、娘は終日バイトでした。朝8時から夕方5時、休憩1時間の8時間勤務。大学1年生になった娘が初めて経験する「労働」は、近所の喫茶店での接客です。4月からはじめてそろそろ仕事にも慣れてきた昨今、最初は短時間のシフト勤務が多かったのですが、最近は長時間勤務も入るようになってきたようです。帰宅早々、娘のぼやきが聞こえてきました。 「あー、めっちゃ疲れたわ~。盆休みはホント勘弁して欲しい。朝から超混んでて、ずっと待ちのお客さんが続いて。モーニングの時間が終わる頃にはもうヘトヘトだったわ~」 「これが毎日だったら、わたし、もたないわ~。お父さんは今日休みだったんだよね。いいなぁ、ずっと高校野球見てればよかったんでしょ」 ひとしきりぼやいた後で、話はお金の話に移っていきます。 「みんなが休みのときに働いてるんだから、店長も時給上げてくれればいいのに、普段といっしょだからキツイわ~」 「しか
昨日。ある方の講演がどうしても聞きたくて、猛暑が続く京都まで足を運びました。ある方とは、東京大学 大学総合教育研究センター准教授の中原淳先生。京都大学で開かれた「大学生研究フォーラム2010」の基調講演者として登壇され、「企業人材育成のフロンティア」をテーマにお話されました。 そもそも「大学生研究フォーラム」の主旨は、「大学生の成長とキャリア形成を支援すること」と、案内に書かれています。中原先生の専門は職場学習論、学習支援学であり、キャリア形成そのものではありません。しかしながら昨今の企業が抱える組織的課題が、組織構成員である人材の育成と表裏一体にあることは、ビジネスパースンなら誰もが感じているところでしょう。中原先生の多岐にわたる研究、企業との実践内容は、大学生が社会に巣立ってからのキャリア形成を考える上で示唆に富んだものであり、今夏のフォーラムでも基調講演を引き受けるに至ったものと想像
この週末、日本各地で梅雨が明けましたね。先週はずっとジメジメした天気が続き、地域によっては集中豪雨で大きな被害が出ています。その地域にお住まいの方々にとっては、梅雨終盤ならではの豪雨、では片付けられない話です。報道に映し出される被災状況を目の当たりにすると、本当に心が痛みます。 わたしが住んでいる名古屋郊外でも先週後半、まさにゲリラ豪雨で河川が氾濫し、JRも私鉄が長時間ストップしたことがありました。その夜、わたしが帰宅すると、娘から帰宅できないという一報が入っていました。電話を受けた妻によれば、通学に利用している私鉄線が不通となっており、足止めとなっているようです。外はまだ強い雨が降り続いていました。 数本動いた、超満員の電車に何とか乗り込んで、自宅最寄り駅まであと3駅というところまでたどり着いた娘を、クルマで迎えに行きました。こんなときはみな考えることが同じですから、駅前はひどい渋滞。や
新入社員の頃、飲み会の席などでよく出る話題として、結婚相手の年収ってのがありますよね。ちょっと古すぎる話になるかもしれませんが、わたしの世代だと「結婚するならぁ~できればぁ~年収は1000万くらいは欲しいわぁ~♪」みたいな話が、結構違和感のないラインだったと思うわけですが、今はどうも様子が違うようですね。 …(前略)…35歳時点での『理想の年収』の加重平均は、過去最低となった昨年の731万円をさらに下回り、【723万円】となりました。現実を予想した年収も586万円で過去最低を更新しています。この質問は2000度調査から聞き始めており、2000年度と今年度の理想の年収の回答結果を比較すると、「1000万円以上」が大幅に減り、「600万円台」が大幅に増えていることがわかります…(後略)… ※2010年度「新入社員の会社生活調査」産業能率大学調査より一部引用 実年収が下がり続けている実情がきっち
厚労省と文科省が発表したところによれば、2010年3月大学卒者の就職率は【91.8%】となったようですね。メディアの表現をそのまま借りれば、第2の就職氷河期ではないかと。 就職率:大学生91.8% 99年度に次ぐ2番目の低さ 厚生労働省と文部科学省は21日、今春(2009年度)卒業の大学生の就職率(2010年4月1日現在)を公表した。大学生は2年連続で下落し【91.8%】(前年度同期比3.9ポイント減)となった。下落幅は96年度の調査開始以来、過去最大で、就職率も99年度の91.1%に次ぐ低さ。厚労省調べの高校生の内定率(10年3月末現在)も93.9(同1.7ポイント減)と2年連続で前年度を下回り、第2の「就職氷河期」とも言える状況だ…(後略)… ※毎日jp 2010年5月21日10時53分付け記事より一部引用 こうした状況下、現在2011年3月卒予定者の就活がピークを迎えているわけで、そ
【87.6社】 優秀な学生を採用するために選考を重ねることが、優秀な学生を育む機会を奪っているという矛盾 さすがに就活ピーク時期ということもあって、大学内でスーツ姿の学生を見かけることが普通になっている昨今。先回も紹介した株式会社ディスコの調査で、「5月1日現在の一人あたりのエントリー社数平均は【87.6社】」という結果が出ていますが、このままでは100社を突破するのも時間の問題かもしれません。就活の負担は、学生に相当重くのしかかっています。 そんな中で今週、ある学生の就活相談を受けた後で、彼がつぶやいた言葉が妙に耳に残っています。 「エントリーシートを出すまでが長いんです」 彼の言葉の意味は、仮に応募したい企業があって、そこに申し込もうと思っても、エントリーシートを出すまでに「仮エントリー」「プレエントリー」といった関門が設けられており、そこでは「WEBテスト」「質問会」「会社説明会」な
先週末、大学生になった長女の入学式がありました。娘によれば、キャリアセンターの先生から話があったとのこと。入学式といえば学長が訓示して終わり、と思ってましたが、最近はいろいろあるようです。その話というのが、しっかりと自分のスキルを身に付けなさいってことだったらしい。就職が厳しい時代だけど、スキルを身に付けている学生はいつの時代でも必要とされると、新入学生に訓辞されたそうです。入口で出口の話を聞かされた新入生たちは、どう受け止めたんでしょうか。 ところで最近は、入学式を学外のホールで行う大学が増えています。理由は単純、入学式に親子同伴が増え、大学の講堂では収容しきれないから。有名大学になると、新入生数と同じくらい保護者数がいるようですね。そうなると、入学式は親向けにメッセージを伝える機会にもなります。入学式でキャリアセンターから話があったというのは、半分以上、親を意識していると想像します。他
4月。就職や進学、転職や異動など、何かと切り替わりの時期が今年もやってきました。先日、他大学に勤める友人が昨年から自転車通勤を始めたと聞きました。健康のために片道8kmのクルマ通勤を自転車に切り替えたとのこと。友人によれば、きつかったのは最初の1週間で、ペースがつかめてからは毎日が楽しくなり、数ヶ月でおなかが引っ込んでベルトの穴が2つ変わったとのこと。運動不足とわかっていながら何も手を打っていないわたしには、耳が痛い話でした。 数日後、今度は別の友人から、この4月から転勤で勤務地が代わるのを機に自転車通勤を考えているという話を聞きました。立て続けの話に「○○、おまえもか~」という心境です。言わずもがな、40代という年齢はカラダのケアを真面目に考え始める時期。「自転車通勤はカラダにもサイフにも地球にも優しいから」と意欲満々の彼は、わたしにも強く勧めてきました。 ::: ::: ::: ここ数
久しぶりに沖縄にやってきました。年度末の慌ただしい最中ですが、娘たちの卒業記念に思い切って休暇を取り、前から来たいと言っていた南国に飛んできました。宿泊は本島北部のリゾートホテル。部屋からも波の音が聞こえる静かなコテージで、非日常的な時間を楽しんでいます。こちらに来る前は、ホテルでblog書いちゃおうって思ってたのですが、何と部屋はネット環境がOFF。そしてイーモバイルも圏外と想定外の環境(ちゃんと調べておけばよかったのですが…ぬかりました)。ですから今こうしてオフラインで原稿だけ書いてます。 ネットが繋がらない環境に置かれて、沖縄まできてPC持って来ちゃう自分も何だかなぁって思います。せっかくのオフタイム、非日常を楽しめばよいのですが、ネットがないと心許ないというか。リセットしきれない自分がちょっと悲しいなぁ。 ::: ::: ::: 昨晩は宜野湾のステーキハウスで夕食を楽しみました。若
2月も終盤にさしかかり、大学では卒業式が間近になってきました。このところ学内ではリクルートスーツ姿の学生を見かける機会が増えています。大半が3年生のようですが、昨今の就職難で、未だ就活中の4年生も含まれている模様。何かと厳しい卒業・入学シーズンを迎えようとしています。 本ブログではこれまで何度となく学生の就活を取り上げ、その中で、学生が一部の大手企業に集中する実態について触れてきました。社会経験に乏しい学生の就活が、限られた知識やイメージなどに左右されてしまうのは致し方ない一面もあるかと思います。しかし昨今の情勢を踏まえれば、仕方ないと片づけるわけにもいかないでしょう。 一方、こんな時代でも、よい人材に巡り会えない中小企業がたくさんあります。限られた採用予算とマンパワーで、思うように求人活動を行えず、人材不足に喘いでいる中小企業が数多くあるというのが実態でしょう。 元々中小企業は従業員数が
さて、今日はホームセンターのカーピットの兄ちゃんから聞いた話の続きです。オイル交換のプロになれって店長から言われてるという兄ちゃんは、その意味を照れながら教えてくれました。店長の話は、まとめるとこんな話です。 オマエの仕事の内、オイル交換の仕事が占める割合は何割くらいだ? 多分、半分くらいはオイル交換してるだろ。ってことは、オマエの給料の半分は、オイル交換の代金から支払われてるってことだ。オイル交換に来てくれるお客さんがいて、オマエの給料がもらえるってことに感謝せんといかん。 たとえばカーディーラーのピットで働いているクルーにとっては、オイル交換は小さな仕事かもしれない。でも、ウチは違う。オイル交換何件やってナンボの商売だ。だったら、オイル交換で満足してもらって、また来てもらえるようにしなきゃいかん。この店でオイル交換やって良かったって思ってもらわないとな。 見えるところでいい仕事するのは
ソフトバンクの決算発表USTream配信が話題となってまだ1月も経っていないのに、USTという言葉をいろんなところで見かけるようになりました。ちょうど今、大学は卒論・修論の発表会がピークを迎えようとしていますが、それをUST配信する動きが見かけられます。下記はその一例です。 ●中部大学 工学部情報工学科 藤吉研究室 卒論・修論発表UST →卒論発表は2月15日16日に終了、 修論発表は2月17日(今日です!)ライブUST! ●お茶の水女子大学 理学部情報科学科 椎尾研究室 修論・卒論発表UST →修論は2月10日、卒論は2月13日に終了 大学における卒論・修論の発表は、学生にとってはそれこそ卒業がかかった一大イベント。しかしほとんどが指導教員+発表学生+αの参加者による関係者限定のインナーイベントとして運営されてきました。それがUSTによる配信で一気にオープンな発表会に変わってしまうわけで
先週ご紹介した床屋のご主人の話。今回はその続きを書いてみようと思います。 儲からないけど安定しているという床屋さんですが、それでも最近では、都市部を中心に激安理髪店が登場し、少し変化が出てきたとのこと。ありますよね、10分いくらという店。これについても、ご主人は「コンセプトというか、経営理念が違いますよね。床屋さんはとにかくお客さんにくつろいでもらえるように、様々な工夫をこらしています。だから競合はしませんね」と自信満々。 このご主人、なかなかのアイデアマンで、毎回店に出かけていくと、店内のディスプレーが変わっているんです。ヒルクライム・春夏秋冬の歌詞じゃないけど、春は桜、夏は氷、秋は紅葉…みたいに、季節感を演出するグッズを使っては、お客さんを楽しませているようです。 さらに、毎回、シャンプーなどの理髪材料や道具類に少しずつ新しいものを取り入れていて、こちらを飽きさせない工夫をされています
ちょっと前にベストセラーになった「さおだけ屋はなぜ潰れないのか」(光文社新書)。読まれた方もいらっしゃるかと思います。買ってる人をほとんど見かけないのに、なぜ「さおだけ屋」の商売が成り立つのか。そこには私たちに見えていない構造・からくりがあると、著者の山田真哉氏は解説しています。 それに似た話を、今日散髪に出かけた先で耳にしました。理容店のご主人はユニークでアイデアマン。いつも感心させられるのですが、今日はふとしたことから、理容店の経営の話になりました。 実はこのお店、私は待たされたことが1度しかありません。だから予約もしたことありません。早い話、ほとんど空いているんです。そんなこともあって、私が「このご時世、何かと大変ですよね~」などと、些か失礼な質問をしてしまったのですが、ご主人は待ってましたと言わんばかりに持論を展開し始めました。 美容室の方がよっぽど大変ですよ。だって競争がめちゃく
去年のちょうど今頃、こんなエントリーをしていたのですが、 【8,570円】 プリンターは毎年買い換える時代…かもしれない プリンター本体の価格を安くして、消耗品のインクで利益を確保するというのは、今に始まった販売方法ではないのですが、、、今日たまたま新聞の折り込みチラシを見ていて、ついにここまできちゃったという商品を見つけてしまいました。 これ、パソコン関連商品の全国チェーン、PC DEPOの本日2月6日付け朝刊折り込みチラシです。MP480はキヤノンのインクジェット複合機で、さすがに最新型ではありませんが、十分に現役製品です。もちろん新品。台数限定でもないので、売り切れるまでは買えそうな感じです。 ちなみにインクの価格を、amazon販売価格を参考に紹介しておきます。 ・キヤノン FINE カートリッジ BC-311 3色カラー ¥2,198 ・キヤノン FINE カートリッジ BC-3
ソフトバンクの2010年決算発表会のUstream配信が話題になっていますね。視聴者は【5000人】とも6000人とも言われています。ジャーナリストの林信行さんはTwitterで同時中継しつつ、「この決算発表、いろいろな意味で日本のIT史に残るかも!?」とTLで残しています。決算発表をこれだけの人が見るというのは、確かに画期的なことだったと言えるでしょうね。 今回のライブ配信、私は残念ながら見ることはできませんでした。しかし、ソフトバンクは昨年の株主総会ですでにWeb公開を行っており(記憶ではライブではなかったと思う)、わたしにはあまり驚きがありませんでした。ここで私が記しておきたいのは、林さんが書かれた「いろいろな意味」という意味深な言葉。私は、いろいろのひとつに、 決算発表や株主総会のライブ配信が、 企業イメージを変えていくのかもしれない という意味が含まれていたのでは、と勝手に推測し
11月3日、ウルグアイのある映画製作者があるショート・ムービーをyoutubeにアップさせました。「Ataque de Pa'nico! (Panic Attack!) 2009」が、そのタイトル。僅か4分48秒(でもエンドロールが長いので、本編は3分50秒)の短編ですが、12月に入ってYahoo!のビデオチャンネルに紹介されてからアクセス数が加速し、12月23日20:18現在で、再生回数 4,631,837回、16,271件の評価、9,909件のコメントが入ると大ブレイクを記録し、今でもアクセスが増え続けています。 この作品を作ったのは、南米ウルグアイのフェデリコ・アルヴァレスというVFXアーティスト兼CMディレクター。12月22日早朝のRadio-i(東海エリアのFM放送)コンテンツ、Morning-iによると、 …制作費は3万円。アップしてすぐに話題となり、世界中から映画制作の依頼メ
このところ出版業界の不振が止まらないようです。このまま推移すると、書籍と雑誌の売上は2009年合計で2兆円を下回る模様。 (前略)…バブル期の89年に2兆399億円となり、初めて2兆円の大台に乗った。96年に過去最高の2兆6563億円まで伸びたがその後は減り続け、昨年は2兆177億円だった。今年は10月末時点で1兆6196億1千万円と昨年同期比4%減で、11、12月の2カ月間で大幅に伸びる要素はない…(後略) ※asahi.com12月13日付け記事より一部引用 出版社側は発刊点数を増やしてヒットを狙っているようで、「新刊点数は89年の3万8000点から08年には7万6000点と倍増している」(同上)のですが、売上は逆に減少しています。わたしも僅かばかりですが本を出していますので、無関係ではいられない立場にあり、少なからず事情は掴んでいるつもりですが、 リスクヘッジのために新刊1冊当たりの
先週、【18歳】で最年少賞金王に輝いたプロゴルファーの石川遼選手。獲得した賞金額は約1億8352万円。これまでの最年少記録が1973年・尾崎将司選手の26歳といいますから、石川選手の記録がいかに驚異的か、よくわかります。 翌日のスポーツ新聞で石川選手の小学校卒業文集を見ました。そこには、想像できないほどに具体的な目標が記されていました。 (前略)… 二年後…中学二年生、日本アマチュア選手権出場。 三年後…中学三年生、日本アマチュア選手権(日本アマ)ベスト8。 四年後…高校一年生、日本アマ優勝、プロのトーナメントでも勝つ。 六年後…高校三年生、日本で一番大きなトーナメント、日本オープン優勝。 八年後…二十歳、アメリカに行って世界一大きいトーナメント、マスターズ優勝。 これを目標にしてがんばります。マスターズ優勝はぼくの夢です。 …(後略) ※「あかまっちゃんの日記」より一部引用させていただき
フジテレビ系列放映中のドラマ『リアル・クローズ』(制作・関西テレビ)。人気女優でモデルの香里奈3姉妹が競演し、話題となっていますね。主人公の天野絹恵をモデルで女優としても人気の香里奈が演じ、百貨店の婦人服売り場を舞台に、百貨店間の熾烈な競争と辣腕上司の厳しい指導の間でもまれながらも、自分らしさを発見していくというストーリー。香里奈3姉妹の競演、華やかなファッションのオンパレードなど、多くの話題を提供してくれています。 気になる視聴率は、6話終了段階で平均【10.5%】。どの局も年間で最も力作が揃うと言われている秋クールですが、「東京DOGS」以外は突出した作品がない中では、善戦しているのではないでしょうか。しかしこのドラマ、クォリティとはまったく別の視点で、業界内外で賛否両論の声が飛び交っているらしいのです。 ::: ::: ::: このドラマの番宣用WebSiteの下部に、「On Air
佐川さんが書かれた「創職」というエントリーを拝読し、そうだよなと考えさせられました。何だか交換日記みたいになってしまいますが、思うところを徒然なるままに書かせていただきます。 この11月は就職情報提供会社が主催する就活イベントがラッシュ。たとえば東京ビッグサイトで11/7・8に開催されたリクナビLive 開幕★Live。企業ブースもセミナーコーナーもダークブルーのスーツで埋め尽くされ、通路まで満員状態で、数万人の就活学生でごったがえしたようです。公式な発表はまだ出ていないようですが、関係者に聞いたところによれば、参加者数は昨年の【1.5倍】くらいになったのではとのこと。メディアに流れる「就職氷河期の再来」という言葉も少なからず拍車をかけたのではないでしょうか。 ここ3日ほどの間に、就活中の3年生と話す機会が重なりました。「どうだい、調子は」と聞いてみると、「企業展」巡りで忙しいと。彼らもご
前回も紹介させていただいた通り、【11月10日】、アスキー新書から新刊『親子就活~親の悩み、子どものホンネ』を出版させていただくことになりました。今春に同じくアスキー新書から『雇用崩壊』(共著)を出版したことが縁で、今回の機会をいただきました。 先週、編集デスクがわざわざ新幹線で名古屋まで刷り上がりを届けに来てくれました。名古屋駅の地下街にあるみそ煮込みうどん店で見本誌を手にしたとき、見た目こそ何度も目にしたデザインながら、あらためて感慨深いものがありました。この気持ちは何なんだろうか。本になるまでの過程は、それなりに大変でした。夏休みをまるごとつぶして執筆に没頭したこと。平日の夜や休日も取材を重ねたこと。時間が限られていたこともあり、いろいろ犠牲にしたこともありました。でも多分、今わたしの気持ちを支配していることは、そんなことじゃない。 振り返っていろいろ考えてみるに、それは自分の思いを
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