テロ擁護罪(apologie du terrorisme)は2014年11月に新しくつくられた法律です。ジハーディスト志望の若者たちが、過激派の弁に感化されないようにというのがもともとの目的です。 内容ですが、「すでに行われたテロ行為について、好意的に(favorablement)紹介したり、コメントすること」がテロ擁護とみなされ刑法で罰せられます。 懲役5年プラス75000ユーロの罰金、 ネット上で行われたなら懲役7年プラス100,000ユーロの罰金。 この法律ができる前は、テロ擁護の言辞や表現は、報道の違反(délit de presse)に過ぎず、パブリックな場所やメディアに向けて表現されたものだけが対象でした。 しかしただの報道違反だと、既に前科でもない限り、即時出頭を強制できません。「テロ擁護罪」刑法にすることで効率的に逮捕して取り調べできるようになりました。また、この時に、「公