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雑誌スポンサー制導入 表紙カバーに事業所名や広告掲載-千歳市立図書館 千歳市立図書館はこの秋から「雑誌スポンサー制」を導入する。事業所をスポンサーの対象とし、選んだ雑誌の年間購読料を支払ってもらう代わり、表紙カバーに事業所名や…
恵庭市立図書館で限定試行 コーヒー販売車登場 恵庭市恵み野西5の市立図書館本館はサービス向上を目指し、コーヒー販売の実証実験を展開している。和光町の菓子店「あまい碧ぞら」が協力し、移動販売車が休憩コーナ…
恵庭市立図書館本館で24日夜、「図書館開館24時」が行われた。3年目を迎える今年は初の夏開催で、親子連れを中心に538人が入場した。趣向を凝らしたイベントも用意し、若い男女に出会いの場を提供する「本de恋活」は男女20人が本を通して会話を弾ませた。 市民有志の実行委員会(水野みどり実行委員長)が主催した。過去2回は10月の「人とまちを育む読書推進月間」にちなんで開いていたが、親子連れなどの利用を増やそうと夏開催に移した。時間は前年同様の午後6時から深夜の午前0時まで、6時間の開館にした。 午後6時に恵庭北高の吹奏楽部10人による「小さな音楽会」で華やかに幕開け。市民約50人が見守る中で楽器を演奏し、アンコールも行われるほど盛況だった。視聴覚教室ではパネルシアターなど子供向けのイベントも用意し、ブラックライトを使った光るお化けなどが人気だった。 一般図書コーナーは親子連れを中心ににぎわい、仕
恵庭市恵み野西5の市立図書館本館で7月24日午後7時30分~9時、「本de恋活 恋の本咲かせましょ」が初開催される。本をきっかけに若い男女の出会いの場を提供する、読書のまち恵庭ならではの発想。同図書館は「本の話題で恋の花も咲かせてもらえれば」と期待している。 参加者を7月19日まで募集する。対象は20~30代の独身男女10人ずつで、市内外問わずに参加を募るが学生は対象外。参加料はケーキ代として350円。当日は各自が好きな本を1冊持ち寄り、「なぜその本を好きになったか」などをテーマに本を通した交流を深める予定だ。 当日は3年目を迎える「図書館開館24時」の開催日で、「本de恋活」も含めて市民有志の実行委員会(水野みどり実行委員長)が企画した。夜間まで図書館を開放する24時事業は、日中は仕事で忙しいなど図書館を普段利用できない人にも好評だったことがヒントになった。 市教育委員会図書課の黒氏優子
恵庭市立図書館が始めた「雑誌スポンサー制度」で、スポンサーになる個人や企業が順調に集まっている。4月末現在で1個人、9企業・団体が雑誌20タイトルのスポンサーになり、図書館も「予想以上の滑り出し」。市内の企業などに対する「営業活動」もゴールデンウイーク明けに本格化する予定で、さらなる利用が期待できそうだ。 同制度は個人や企業などの社会貢献活動に役立ててもらおうと導入した。個人や企業は雑誌の購入代金を負担する代わり、雑誌のカバーに会社の概要などを掲載でき、最新号を置く棚にもスポンサーの名前が明記される。企業は社会貢献しながら市民に広く周知でき、図書館は財政効果につながる、両者にとってメリットのある事業。 図書館で指定する雑誌117タイトルが対象で、3月10日にスポンサーの募集を開始。「図書館活動を一緒に盛り上げて」とPRし、4月末までに雑誌20タイトルでスポンサーが付き、年間ベースで財政効果
一般市民にも宅配サービス 図書館が検討中 恵庭市立図書館が2013年12月から行っている、高齢者や障害者の図書宅配サービスの利用が伸びている。13年度(4カ月間)はわずか1人(5冊)の利用だったが、…
週刊ヤングジャンプで好評連載している主人公の男とアイヌ民族の少女が奮闘する姿を描いた漫画「ゴールデンカムイ」(集英社刊)。明治末期の戦時中の北海道を舞台にした作品になっており、アイヌ民族の言葉や文化にも触れることができる貴重な作品として注目される。担当者は「新たな文化、狩猟知識を得る楽しさやおいしいものを食べるわくわく感を体感してほしい」とアピールする。 作者の野田サトルさんは北広島市出身。2003年に読み切り「恭子さんの凶という今日」でデビューし、06年に「ゴーリーは前しか向かない」で新人賞に当たるちばてつや賞ヤング部門大賞を獲得。11~12年にかけては苫小牧を舞台にしたアイスホッケー漫画「スピナマラダ!」(全6巻)を同誌で連載した。 今回の作品を書くに当たり、「地に足の着いた作品をつくりたい」との思いから、シーンの中で既に登場した博物館網走監獄をはじめ、円山動物園、留萌管内苫前町の三毛
苫小牧市出身、千葉県在住の漫画家、三部(さんべ)けいさんのサスペンスコミック「僕だけがいない街」(KADOKAWA刊)が累計90万部を超える大ヒットとなっている。約25年前の苫小牧を思わせる風景が至るところに登場する作品。書店員などが選ぶ「マンガ大賞2014」で2位になり、第5巻が昨年の暮れに発売された。三部さんは苫小牧民報社の取材に文書で「地元の方には、似た景色を思い浮かべて『この年頃、自分はこんな事してたなあ』と思い出して読んでもらえるとうれしいです」と思いを伝えた。 三部さんは高校時代まで苫小牧で過ごした。「ジョジョの奇妙な冒険」で有名な漫画家、荒木飛呂彦さんのアシスタントを務めた経歴を持つ。 大ヒット作は、母親が殺された事件の容疑者になった主人公が過去(1988年)の小学生時代に舞い戻り、真犯人を追う物語。2012年に漫画雑誌ヤングエース(KADOKAWA)で連載が始まり、13年1
苫小牧港・西港漁港区で6日、体長約1メートル、重さ13.8キロの大型ヒラメが水揚げされた。漁業関係者は「今まで見たことがない大きさ」とびっくり。7日朝、苫小牧市公設地方卸売市場・水産市場で競りに掛けられ、キロ当たり1600円の値が付いた。 大型ヒラメを水揚げしたのは、苫小牧漁協所属の第18漁星丸(南敏之船長)。6日、苫小牧川の河口から南西約2キロ沖の漁場でカレイの刺し網漁をしていたところ、網に掛かったという。南船長は「最初はベニア板かと思った。漁業を始めて20年目になるが、こんなに大きいものは初めて見た」と驚く。 市場関係者によると、通常競りに掛けられるヒラメは重さ2~4キロで、今回の大物は「刺し身にすると40人前になるのでは」。苫小牧漁協では、過去に7~8キロのヒラメが水揚げされたこともあるが、「10キロを超えるのは非常に珍しい」と言う。
九州で実施する演習に参加する陸上自衛隊第2師団(旭川市)の10式戦車などが1日、苫小牧港・西港で民間フェリーに積み込まれ、大分港に向けて出発した。2師団は、南西重視と統合機動防衛力を打ち出した防衛大綱に基づき、機動力を向上させて有事の際に素早く前線に展開させる「機動師団」に改編される計画だ。今回の演習は即応性を高めるとともに、西部方面隊との連携強化を図る目的がある。 演習は2師団の隊員約700人、車両約220両が参加し、大矢野演習場(熊本県)と日出生台演習場(大分県)で実施する。苫小牧港・西港から2師団の隊員約100人、戦車3両を含む車両約50台が津軽海峡フェリー(函館市)の「なっちゃんWorld」(1万712トン)で大分港を目指す。 10式戦車は陸自の最新鋭戦車で、道内では2師団の部隊がある上富良野駐屯地(上川管内上富良野町)にしか配備されていない。駐屯地から港まではトレーラーで輸送され
受け入れ拒否年間1000回超 「たらい回し」絶えない救急現場 数年前から全国的にも問題になっている救急患者の「たらい回し」。苫小牧市内の病院においても、昼夜問わず、救急搬送の受け入れ拒否が増加している。幸い、手遅れにな…
2016年3月に予定の北海道新幹線開業に向けて函館市役所の新幹線開業イベントプロジェクトチームや、同市の観光PRキャラクター・イカール星人が1日、苫小牧市の岩倉博文市長を表敬訪問した。3日まで市内若草町のとまこまい港まつり会場にブースを設け、道新幹線開業をPRする。 訪れたのは、小林良一プロジェクトリーダーら4人とミスはこだての渡辺里沙さん、イカール星人。一行は、9月ごろまで道内8都市を訪れ、PR活動を展開する。 小林氏は「新幹線は1日1万2500人を運べる。開業の機運を盛り上げていければ」とし、今後、道内各地の物産品を集めたイベントを行う予定と話した。岩倉市長は「(胆振日高地域でも)nittan地域戦略会議で開業に向けて取り組んでいる。北海道全体で盛り上げていかなければ」と応じた。 とまこまい港まつり会場では、ブースにイカール星人も登場し、函館市の特産品やパンフレットなどを配布するほか、
JR苫小牧駅前の大型商業施設、苫小牧駅前プラザegao(エガオ)が、7日に閉鎖を通知したことが分かった。破産申し立て代理人の弁護士名で同日、市や債権者、テナントなど関係者へ閉鎖を伝える文書が届いた。管理運営するサンプラザ(佐藤秀文代表取締役)側は、札幌地裁へ近日中に破産申し立てをする意向。突然の閉鎖通告に、テナントや関係者の間に動揺が広がっている。テナント側は自主営業を表明した。 通知は、弁護士名による受任通知書・告知書で、関係者へ7日に届くように発送された。 通知内容によると、多額の債務で経営が行き詰まり、電気料金も滞納している中、北電から支払いが無い場合、8日以降の供給を停止するとの通知を受けた。しかし、滞納料金の支払いが不可能なため、「7日の閉店時をもって閉鎖せざるを得なくなった」とし、「上記期日をもってテナントには退去をお願いする」と記した。また、「近日中に札幌地裁苫小牧支部へ破産
苫小牧市王子町の老舗ラーメン店「満龍」が27日の営業をもって46年の歴史に幕を下ろす。人気メニューの「味噌カレーラーメン」を中心に、昔ながらのラーメン店として多くの市民に親しまれ続けてきた。経営する竹山(本社苫小牧)の竹山小由紀社長は「来店者が減っている中での苦渋の決断。長い間利用していただき感謝の気持ちでいっぱい」と話している。 店は1968年7月にオープンした。前社長の故竹山健氏が店を切り盛りし、中心部に足を運ぶ学生や家族連れなどでにぎわう老舗ラーメン店に成長した。当時としては珍しい味噌カレーラーメンを食べに店の外まで利用者の列ができるほどで、竹山前社長が「安く家族で食べてもらいたい」と割引券をたくさん配布していたことも人気の一つだった。 ただ、時代の流れとともに中心市街地に足を運ぶ買い物客が減少。「この場所は苫小牧創業の地でもあり、満龍ののれんをなくすのは寂しい。でも来店者は減ってお
苫小牧工業高等専門学校の資料庫で、明治から昭和初期にかけて欧州や日本で発行された、鉄道技術や土木建築などに関する古い専門書が大量に見つかった。中にはイギリスの鉄道について紹介した100年以上前の書物もある。都市基盤整備の近代化をリードした欧州の技術を、日本に吸収しようとした時代をうかがわせる貴重な資料。同校は「文化的価値があり、大切に保管していきたい」としている。 環境都市工学科の栗山昌樹教授らが11月、同科の資料庫を整理していた際、主に明治や大正時代に出版された100冊以上の専門書を発見した。1964~71年に初代校長を務め、鉄道や土木を研究していた真井耕象氏が残した書物とみられる。 最も古いものは、1908(明治41)年にイギリスで発行された鉄道の専門書。世界で初めて蒸気機関車を導入した国として、培ったレール敷設の高い技術力を写真などで紹介している。 また、15(大正4)年の発行で、道
夜中の読書に市内外から297人 恵庭市立図書館本館で開館24時 恵庭市立図書館本館で、10日夜から11日朝にわたり、「図書館開館24時」が行われた。真夜中の図書館を開放する初の試みで、音楽会や映画会などイベントも盛りだく…
アイヌ民族博物館の経営状況悪化 白老町が見解 白老町のアイヌ民族博物館で入館者数減少などが響き、経営状況が悪化していることが18日分かった。同日開かれた町議会決算審査特別委員会で町が示したもので、「この…
苫小牧市教育委員会は29日に開いた定例会で、2014年4月から市立中央図書館に指定管理者制度を導入する方針を決めた。市民ニーズや時代に合わせた図書館づくりを目指した市教委の制度導入案を、5人の教育委員が一致して承認した。市は6月の定例市議会に関係条例の改正案を提出し、可決され次第、管理事業者の募集を始める考えだ。 定例会で市教委のスポーツ生涯学習部が教育委員に対し、図書館の現状課題について説明。開館時間延長や蔵書数充実、電子書籍の利用、資料デジタル化など、市民ニーズや時代に合わせた対策が求められているものの、「厳しい財政事情の中で人件費や物品費の確保、デジタル化の設備投資が難しい」とした。 一方、専門業者のノウハウや優れた経営企画力を導入することで、「市民サービス向上や市民目線の魅力ある事業が期待できる」と力説。導入により年間2362万円が削減でき、このうち1200万円を蔵書整備費に、92
苫小牧市表町6の駅前バスターミナルで2日、天井からコンクリート片が落ちる事故が起きていたことが分かった。人や車両などに被害はなかった。建物を管理する苫小牧市は2月に自主点検を行っており、「問題は確認できなかった」と説明するが、老朽化が進んだ建物に利用者から不安の声が上がっている。 コンクリート片は縦横約20センチ×8センチで重さ1.6キロ。ターミナル中央の2番ホームと3番ホームの間で、バス走行車線の真上から落下した。市は「ターミナル2階の立体駐車場と接続している柱の出っ張り部をカバーするためのコンクリート。建物の強度に影響はない」と説明する。 市は業者を手配し、3日午前、落下したコンクリート部とその周辺を調査し、危険とみられる部分を撤去した。人が通らない場所のため、交通規制などは設けなかったという。 駅前バスターミナルは1978年に建てられ、すでに35年が経過している。第一発見者の清掃作業
厚真町教育委員会は17日、1982年に町記念物に指定され、町民が保管していた「厚真いん石」は、再鑑定の結果「隕石(いんせき)ではない」という結論が出たことを公表した。 町教委によると、この岩石は35年に町内豊川地区で住民が発見。発見時の記録や当時の地質学の専門家の鑑定で隕石との見解が示され、82年に町教委が「厚真いん石」として記念物指定し、町の刊行物でも紹介している。形は、楕円(だえん)形で長さ約30センチ、幅17センチ。重さは約10キロ。 今年2月のロシアでの隕石落下騒動から日本でも隕石ブームが起こる中、国立科学博物館(東京都)が把握する隕石リストに「厚真いん石」が含まれていないことが判明。確認するため、町教委が所有者から岩石を借り、同館に調査を依頼した。 鑑定は、宇宙線生成核種という、宇宙空間では宇宙線の照射によって生成される核種に着目。特別な機器で約1週間かけて測定したが、結果は隕石
恵庭市立図書館でこの春から、本の修理ボランティアが活躍している。本の修理体験講習会などをきっかけに、4月から市民15人が活動に参加。月2回集まって本を直しており、参加者は「少しでもお手伝いできれば」と話している。 図書館では本の修理はこれまで、「子どもと本を結ぶ読書サポーター」の2人にお願いしてきた。しかし、修理が必要な本は週50冊程度ずつ発生し、新たな担い手を育てる必要があった。3月に本の修理体験講習会を開き、ボランティアを新規で募ったところ、中高年を中心に15人が参加することになった。 4月からサポーターの活動日に合わせ月2回、修理方法を学びながら実践。破れた本に専用のクリーンコートを貼ったり、勝手に貼られたセロハンテープをゆっくりはがすなど基本から、外れた背表紙をのりづけするなど、「上級向け」の修理に挑む参加者も。 指導するサポーターの相内亜紀さん(43)は「セロハンテープをはがす作
安平町は鉄道と共に発展してきた町内追分地区の歴史に注目し、鉄道文化公園開設の可能性を探っている。鉄道文化公園構想は鉄道文化の継承や観光振興を目的に、現状はあくまでも実施の是非を含めた調査段階。 昨年9月の町議会定例会に調査費441万円を盛った補正予算案が可決され、同11月には公園管理を所管する建設課をはじめ、町教委やまちづくり推進課、農林課の各担当者も入れたプロジェクトチームを立ち上げた。札幌のコンサルタント会社に委託した調査結果を参考にしながら、道の駅機能を含めるか、場所の選定や実施規模も検討の俎上(そじょう)に載せている。 鉄道ファンの関心の高まりを示すように、鉄道資料館の来館者数が増え、昨年9月のJR追分駅開業120周年イベントには約800人が訪れた。町民の中には、鉄道振興につながる動きも見られ、町の判断に熱い視線が注がれている。
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防衛省は7日に発表した2013年度予算の概算要求に、陸上自衛隊第7師団の改編と第1戦車群(北恵庭)の廃止を盛り込んだ。 第7師団の戦車は230両のうち、約60両が削減される。内訳は90式戦車が50両減り、74式戦車が約10両。隊員の定員は常備自衛官約600人が増員され、現在の約5860人から約6460人体制となるが、定員約870人の即応予備自衛官(即自)は同師団から外れ、北部方面混成団へ集約される。即自を含めた師団の編成定数は実質、約270人減となる。 一方、北恵庭の第1戦車群は2013年度中に廃止予定とし、代わりに第11旅団(真駒内駐屯地)の第11戦車大隊が移駐するとした。規模は第1戦車群の74式戦車約60両、定員約350人から第11戦車大隊は90式戦車約30両、定員約190人と小さくなる。
王子製紙は11日、苫小牧市表町4の王子製紙スケートセンターを今月30日付で閉鎖する、と発表した。築56年を経過して、老朽化が著しく進み、建物と設備を今後も維持、修繕するのに掛かる費用が「数億円単位」になるため。今秋、持ち株会社制に移行するなど、経営情勢を踏まえて「やむなく判断した」(工場幹部)と言う。再利用、解体・撤去など施設の今後は白紙だ。王子イーグルスの練習のほか、シーズン中は各種大会や合宿、市内外のチームの練習場として、フルに利用されてた施設だけに、ホッケーや大会誘致関係者は困惑している。 苫小牧工場によると、建築から半世紀以上を経て施設、設備全体が著しく老朽化。施設の維持費用はこれまで年間数百万円単位で支出していたが、今後利用を継続するためには屋根の腐食の補修、冷却装置関連の更新など大掛かりな投資が必要。新たに数億円単位が必要と見込んでいる。 スケートセンターは例年、フル稼働に近い
苫小牧のご当地アイドルグループ「タッチ」の元メンバー女性(18)=市内在住=が23日、同グループのプロデューサーで苫小牧市議会副議長の矢嶋翼氏(60)を相手取り、310万円の損害賠償を求める訴訟を札幌地裁苫小牧支部に起こしたことが分かった。 原告関係者によると、女性は2008年12月に矢嶋氏の勧誘を受けてグループに加入。その際に高校卒業時、正社員での就職先紹介を約束をしていたという。就職を控えた11年9月以降、女性や家族が繰り返し仕事場の紹介を求めたが、正社員ではないアルバイトと嘱託職員の2件の情報提供しかなかったとしている。 また、グループ活動の際のセクハラ行為や、児童福祉法で禁止している午後10時以降のイベント活動も複数回あったと主張。グループ活動は2月下旬以降、矢嶋氏側からの連絡がなく事実上の脱退状態となったという。 女性は現在、精神的苦痛が原因で医療機関に通院中。少なくとも1年は就
蒸気機関車(SL)「D51―320」(通称・デゴイチ)の実物を目玉に、車両部品や写真の展示をはじめ、元鉄道マンたちとの語らいも交えて鉄道文化を伝える安平町鉄道資料館が11日から、今季の定例開館を始めた。入館無料。 資料館の管理などは国鉄OBでつくる、追分SL保存協力会(阿部好次会長)が協力。定例開館中には案内もこなす。 機関車の屋外展示は晴れの日限定。館内には各種車両部品や車体の解説パネル、SL運行当時の写真を掲示し、1976年の追分機関区の火災の様子なども伝えている。急行列車を活用した休憩スペースには、国鉄やJRのカレンダーコレクションの展示もある。8月12日には汽笛を鳴らす企画も予定している。 定例開館は5~10月で第2、4金曜日の午後1~3時。問い合わせは町教委 電話0145(25)2083か、土・日曜日は鹿公園管理人 電話0145(25)4488。
恵庭市立図書館は2011年度、利用実績が過去最高を記録し、市民1人当たりの貸出冊数が初めて9冊台の大台に乗った。11年度は窓口業務の民間委託に伴い、開館時間の拡大などに力を入れたのが奏功したよう。開館20周年を迎える12年度はブックステーション開設など新規事業も目白押しで、市教委図書課は「市民ニーズを把握して取り組む」と意欲を見せている。 図書館本館、恵庭・島松の分館を合わせた利用実績は11年度、入館者数が31万242人(前年度比4988人増)、貸出冊数が62万9198冊(同2万8241冊増)で、いずれも過去最高だった08年度の記録を更新した。特に市民1人当たりの貸し出し冊数は9.14冊(同0.38冊増)で、初めて9冊代の大台に乗った。 11年度は窓口業務を図書館流通センター(東京)に委託したのに伴い、市民の要望が強かった祝日開館を本格化。休館日を毎週月曜日と年末年始のみ(蔵書点検日などは
陸上自衛隊北恵庭駐屯地の第72戦車連隊第1中隊長に、秋山純一3等陸佐(35)が着任した。司馬遼太郎の小説「坂の上の雲」でおなじみの故秋山好古陸軍大将のひ孫だ。 愛媛県松山市出身。1998年に防衛大を卒業後、静岡県駒門の第1戦車大隊、富士学校の訓練教官、幹部特修課程を経て着任した。北海道は任務は初めて。着任式で、「『明るく前向きに』と『和』の2点を要望する」と隊員に訓示した。 「いつどのような任務が来てもしっかり遂行できるよう、隊員とのきずなを大切にしたい」と抱負を述べ、好古大将について問われると、「すべてではないが、自衛官になる要因の一つ」と語った。「指揮官としての統率力に感銘を受けた」とも。 ただ、「とても超えられない人物」とも話し、「プレッシャーにもなるが、すべては叱咤(しった)激励とプラスに考えています」と明るく答えた。
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