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SQLite3.14(円周率πと同じですね!)が2016/08/08にリリースされました。 リリースノートによると、CSV仮想テーブルに対応したとありましたので、早速使ってみました。 Added the CSV virtual table for reading RFC 4180 formatted comma-separated value files. この機能を使うと、CSV形式のログファイルにSQLで問い合わせるといったことが簡単にできます。 仮想テーブルについて 仮想テーブル(Virtual Table)はSQLiteのデータベースで管理されていないデータを仮想的に管理されているように見せるテーブルです。 仮想テーブルで管理されているデータは、通常のテーブルのデータと同じように SQL インターフェースで操作できます。 SQLite では 全文検索インターフェース R-Trees
1月10日、Linuxカーネル4.4がリリースされた(改良点一覧1、改良点一覧2、OSDN Magazine)。 Linuxカーネル4.4では、TCPリスナーのコードがlockless化され、秒間350万のSYN攻撃に耐えるようになった。Intel SHA Extensionsに対応し、カーネルでのSHA-1ハッシュ化とSHA-256ハッシュ化が高速化された。 ほかにもRaspberry PiのKMS(カーネルでのディスプレイ設定管理)対応、ソフトウェア無線(SDR)の送信機のサポート、DCI-P3色空間のキャプチャデバイスの対応、USB 3.1 SuperSpeed Plusへの対応、Open-Channel SSD(ソフトウェア定義SSD)の対応などが追加されている。
yumやapt-getからインストールしたり、rpmやdebパッケージを利用してインストールした場合、アンインストールやアップグレードを行うのは簡単だ。 しかし、ソースファイルからコンパイルしたパッケージの場合、makeファイルにuninstallが用意されているならまだしも、もし用意されてないと、パッケージをアンインストールしたりするのは非常に大変だ。 そんなソースからコンパイルしmake installしたパッケージを管理してくれるのが、『porg』だ。pacoという、同じくソースからインストールしたパッケージの管理ツールが前身。 今回は、この『porg』をCentOS 7に実際にインストールし、ソースからインストールしたパッケージを管理してみることにする。 1.『porg』のインストール まずは『porg』のインストールから。 以下のコマンドを実行し、パッケージのソースコードをダウン
Linuxカーネルの開発を主導するLinus Torvalds氏は6月22日、Linuxカーネルの最新版「Linuxカーネル4.1」を発表した。このリリースは長期に渡ってのサポートが提供されるLong Term Support(LTS)リリースとなる。 Linuxカーネル4.1は4月半ばに公開されたバージョン4.0に続くリリースとなり、8回のリリース候補(RC)版の公開を経てのリリースとなった。 本リリースでの大きな改良点として、Intelの「Cherry Trail」および「Bay Trail」Atomプロセッサおよびそのチップセットのサポート強化がある。これにより、性能の強化や電力消費の効率化が期待できるという。また、「Skylake」関連のサポートも向上しているほか、「XenGT」グラフィック仮想化のサポートにより、Xenゲストからグラフィックアクセラレーションを利用できるようになっ
Dockerのための軽量OS「Red Hat Enterprise Linux Atomic Host」、Red Hatが発表 Red Hatは、Dockerコンテナの運用に最適化した軽量なOS「Red Hat Enterprise Linux Atomic Host」を、今年リリース予定の「Red Hat Enterprise Linux 7」と合わせてリリースすると発表しました。 Red Hat Enterprise Linux Atomic Hostは、Red Hat Enterprise Linuxの派生OSであるため、Red Hat Enterprise Linuxと同レベルの信頼性、セキュリティ、使い勝手などを備えつつ、Dockerのコンテナの実行や運用に絞って軽量化することでオーバーヘッドを小さく、さらにパッチなどの運用の手間を小さくするとしています。 Dockerとの相互運
2014-04-07 誰が実際にLinuxを開発しているのか?その答えはあなたを驚かせるかもしれない。 Linuxカーネルに最も貢献している人(組織)が誰なのかを、Linux Foundationの年次報告書から探る、というお話。OSS界隈の知識が多少なりともあるプログラマにとっては既知の内容だと思いますが、各組織の貢献度が細かな数字で表されているのは良いかなと思います。元記事:Who actually develops Linux? The answer might surprise you | ExtremeTechもし私が、オープンソースプロジェクトについて考えるようにあなたに命じたとすると、恐らく心に浮かぶ最初の言葉はLinuxでしょう。(FirefoxまたはApacheを思い浮かべたかもしれませんが、議論のためにLinuxについて考えたとしておきましょう)。それから、オープンソー
Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? CoreOS 入門 CoreOS は Alex Polvi が設立した会社であり、OS、新しい Linux Distribution である。OSS で公開されている。 Polvi 氏といえば Rackspace に 買収された CloudKick を立ち上げ、その後も Rackspace 働いていたクラウドの専門家とも言えるだろう。 その Polvi 氏以外にも Googler や Linux 関連の人材、アドバイザーに Linux の stable branch のメンテナ を迎えるなど、Linux に関する知識がかなり豊富なメンバ
CentOSがRed Hatとの共同開発体制を発表。引き続きRed Hatからは独立しつつ、開発支援などを受け入れ Red Hat Enterprise Linux互換のフリーなLinuxディストリビューションとして、多くのホスティングサービスやクラウドなどで広く利用されているCentOSが、Red Hatとの共同開発体制を発表しました。CentOSの発表から引用します。 With great excitement I'd like to announce that we are joining the Red Hat family. The CentOS Project ( http://www.centos.org ) is joining forces with Red Hat. Working as part of the Open Source and Standards tea
かつてLinuxカーネルで発見され修正されていた「起動後208.5日経過すると勝手に再起動する」不具合が、完全には直っていなかったことが明らかになったようだ(新208.5日問題 - Systems with Intel® Xeon® Processor E5 hung after upgrade of Red Hat Enterprise Linux 6M)。 新たに発見された問題はXeon E5シリーズのCPUのみで発生するもので、「起動後208.5日経過すると勝手に再起動する」ではなく、「最後に電源停止を行ってから208.5日経過後に再起動を行うと再起動時にハングアップする」というもの。 そもそもの問題(Red Hatのサポートページ)は、駆動クロックに応じてカウントアップされるCPUの「Time Slice Stamp Counter(TSC)」というカウンタに対する処理と、この値を
「SteamOS」がやってきた! 2014年の本格展開を前に初期β版を動かしてみる ライター:米田 聡 12→ 初期β版SteamOS 北米時間2013年12月13日,予告どおり,Valveから,「SteamOS」のβ版が公開された。 Valveは2014年に,同社のゲームプラットフォーム「Steam」が統合された“Steam専用PC”こと「Steam Machine」を,世界市場へ投入すると表明している(関連記事)。Steam Machineは,専用ゲームパッド「Steam Controller」がセットになった状態で,ValveのサードパーティとなるPCメーカー各社から,日本を含む世界市場へ投入される見込みだが,今回β版が公開になったSteamOSというのは,文字どおり,そんなSteam MachineのOS(オペレーティングシステム)である。 ここで重要なのは“Steam Machi
Red Hat Enterprise Linux 7のβ版公開。コンテナ型仮想化搭載、標準データベースはMariaDBへ 米Red HatはRed Hat Enterprise Linux 7のベータ版の公開を発表しました。Red Hatはここ数年、OpenShiftやOpenStackなどクラウド関連のソフトウェアに注力しており、Red Hat Enterprise Linux 7もクラウドでの運用を意識した機能が組み込まれています。 プレスリリースでは、Red Hat Enterprise Linux 7のデザイン方針が以下のように示されています。 Red Hat Enterprise Linux 7 is designed to provide the underpinning for future application architectures while and provid
Shin x blog Advent Calendar 2013 の 9 日目です。 Docker で PHP アプリケーションを動かしてみようということで、WordPress でやってみます。 WordPress 用 Docker コンテナを作る Docker は現状 Linux 上でしか動かないので、OSX 上では直接動きません。Vagrant で Linux(CentOS)の仮想マシンを作り、その上で Docker を動かします。 さっそく Linux 環境から WordPress が動く Docker コンテナまで、一気に構築できる Vagrantfile を作りました。これを使うだけで環境構築は終わりです。 shin1x1/vagrant-docker-wpdev まず、GitHub から git clone します。 $ git clone https://github.com
OSレベルで sys のCPU使用率が高い場合に perf*1 を使って、何の処理の割合が高いか調べる方法です。 perf は 特定のプロセスだけでなくOS全体の統計を見れる カーネル(sys)とユーザー(user)の両方を見れる ところが非常に便利だと思う*2。 準備 ひたすら write システムコールを発行し続けるプログラムを作成する $ cat write_loop.c #include <unistd.h> int main(void) { while(1) { write(1, "foo\n", 4); } } コンパイルする $ gcc write_loop.c -o write_loop 実行権限を付与する $ chmod u+x write_loop 検証 ひたすらwriteシステムコールを発行するプログラムを実行する $ ./write_loop > /dev/null
CentOS開発チームは12月1日、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)互換のLinuxディストリビューション「CentOS 6.5」を公開した。Precision Time Protocolなど、RHEL 6.5の最新機能を利用できる。 11月21日の米Red Hatによる「RHEL 6.5」のリリース後、約10日でのCentOS 6.5リリースとなった。LAN上で高精度な時間同期を実現するPrecision Time Protocol(PTP)、OpenSSL 1.0.1へのアップデート、OpenSSLとNSS(Network Security Services)でのTLS 1.1および1.2サポートなど、RHEL 6.5が提供する新機能がCentOSでも利用可能になる。仮想化ではKVMでのVMDKおよびVHDXファイルのリードオンリーサポートなどが強化され、H
タイトルで言いたいことはすべて言った。 経緯 うちの場合はLVS+keepalivedなロードバランサなんだけど、ちょくちょくkernel panicになる問題が発生してた。 そこでcrashコマンドで解析してみた。crashコマンドの使い方はこちらが参考になる。Linux crash dump 読み方入門 # crash /boot/System.map-2.6.32-279.14.1.el6.x86_64 /usr/lib/debug/lib/modules/2.6.32-279.14.1.el6.x86_64/vmlinux /var/crash/127.0.0.1-2013-09-27-16\:21\:01/vmcore (snip) SYSTEM MAP: /boot/System.map-2.6.32-279.14.1.el6.x86_64 DEBUG KERNEL: /usr
米Red Hatは11月21日(米国時間)、Linuxディストリビューション「Red Hat Enterprise Linux 6.5」をリリースした。コンテナ技術Dockerやネットワーク経由で高精度な同期を行う標準規格「PTP」のサポートなどが加わり、仮想化はKVMを中心に強化されている。 Red Hat Enterprise Linux(RHEL) 6.5は現在の最新ブランチであるバージョン6系の最新版。2月に公開されたバージョン6.4に続くリリースで、ネットワークやセキュリティ、仮想化などで強化が行われている。 ネットワークでは、LAN上での高精度な時間同期のための「Precision Time Protocol(PTP)」をサポート、高速で低遅延のアプリケーションを支援するという。アーカイブしたデータのタイムスタンプの精度なども改善し、OpenStackのネットワーク名前空間のサ
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