箕作阮甫とその子孫 阮甫は寛政11年に生まれています。4歳で父をなくし、12歳で兄豊順をなくして、家督を相続することになりました。 更に、同居して家計を助けてくれ ていた親族(万波氏)の死去によって、阮甫と母清子は林田の家を明け渡して、阮甫の漢学の師で遠縁になる永田敬蔵(桐隠)の居宅に寄寓しています。 18歳で京都で漢方医として修行の後、藩医となりました。文政4(1821)年には、藩の儒官大村成夫の養女登井と結婚しています。 成書に 「登井は大村成夫の実弟本沢篤祐の長女」 と書いてありますが、登井は津山西新町舛屋 妹尾 長治兼親の長女登井(豊子)で、大村家でしつけ奉公中に、勉強に来ていた阮甫と仲良くなったようです。妹尾家は、英田郡奥村の倉地家を通じて、永田家とも縁戚関係ですので、もちろん周囲の勧めもあったことだろうと推測されます。 また、後に阮甫娘つねの婿養子に菊池家から秋坪を迎えますが、
箕作家は宇多源氏佐々木氏の支流を称し、戦国時代に六角定頼が、近江国箕作城(現在の滋賀県東近江市五個荘山本町)に住んで箕作弾正を称したのに始まるという。その後箕作家は美作国に移り現在の岡山県美作市楢原に住み、箕作貞辨の代に医家となった。 近世箕作家の祖、阮甫は男子に恵まれなかった[1]。そこで阮甫は優れた弟子を婿養子に迎え[1]、また他の女子を弟子の優れたものに嫁がせた[1]。それらの弟子が学者になることが多かったため、結果的に箕作家は女系を通じて、学術分野の多くの人材とつながる現象が生じた。 『Newton』の編集長で地球科学者の水谷仁は同誌の連載「学問の歩きオロジー」において「子供を教育するのは、その親の本分であることをみんな忘れてしまっている」という箕作秋坪(阮甫の弟子で婿養子)の言葉を引用した上で「箕作家では少なくとも親、祖父が子供を熱心に教育していたのが知られていますから、この秋坪
人間社会が一夫一妻制を取るようになったのは、性感染症の流行リスクを抑えるため?――社会規範の変化をもたらした要因に迫る研究成果をカナダ、ドイツの研究チームが発表した。 小規模な狩猟採集民社会を中心に、歴史上ほとんどの人間社会は一夫多妻制を取っており、1人の男性が複数の女性と配偶行動を取ることが許されていた。定住農業の誕生とともに大規模な社会が発生すると、それまでと対照的に社会的な制裁や罰を設けてまで一夫一妻制を課すケースが多くなる。 研究チームは、人口変化や疾患に関するデータシミュレーションにより、制度移行は性感染症の流行を受けて生じたものと結論付けている。構成員が30人以下の小規模社会では、性感染症は集団発生しても短期間で収まるものの、それ以上の大きさになると、風土病のレベルに達し、集団の出生率が低下したという。 社会が大規模化することで、性感染症が流行しやすい一夫多妻制を取るリスクは高
画家のパブロ・ピカソは1973年、91歳でこの世を去りました。ピカソがこの世に残した作品は絵画が1885枚、彫刻が1228体、ドローイングが7089枚、印刷物が3万枚、スケッチブック150冊、陶器作品が3222個など、なんとその数4万5000点にまで上ります。偉大な芸術家として名をはせたピカソですが、少なくとも9人の妻・愛人が存在し、うち2人はピカソの死後に自殺したことでも有名です。4人の子どもをもうけ、晩年には孫もいたピカソの死後に発生した莫大な「相続財産」としての作品がどのような道をたどっているのか、相続人たちの人生と共にVanity Fairがつづっています。 The Battle for Picasso’s Multi-Billion-Dollar Empire | Vanity Fair http://www.vanityfair.com/culture/2016/03/pica
近代的日本地図の先駆者、伊能忠敬(1745~1818)が日本列島を歩いて測量した際、宿を提供したり測量を支援したりした人たちの子孫を、研究者らでつくる「伊能忠敬研究会」が探している。ホームページで15日から、伊能の測量日記を基にしたのべ1万2千人の人名を公開。没後200年にあたる2018年に、子孫の人たちに感謝状を贈呈したいという。 「大日本沿海輿地(よち)全図」を作成した伊能忠敬は、測量の際、毎日の作業内容や沿道の人々の協力の様子などを日記に記していた。研究会は、後に清書した「伊能忠敬測量日記」(28冊)を電子化。これを基に研究会の関連ホームページ「伊能忠敬e史料館」の「伊能測量旅程・人物全覧」(http://www.inopedia.tokyo/database/)に協力者らの人名を公開した。現在の市区町村別に検索できる。 研究会の渡辺一郎名誉代表は「日記をみると測量隊の行く先々では、
ISSP国際共同調査による家庭の蔵書数をグラフにした。後に発見したOECDのPISA調査による家庭の蔵書数は図録3956fに掲げたのでこちらも参照されたい。両者は傾向は共通であるが、国ごとにはかなりの違いが出ている。 結果を見ると、調査対象38カ国のうち最も家庭の蔵書数が多かったのはアイスランドの平均336冊、最も少なかったのはフィリピンの22冊だった。日本は91冊で多い方から29位となっており、多い方ではない。 設問は、「あなたが15歳の頃」(国によっては14歳、16歳の場合もあり)の家の蔵書数をきいており、例えば日本の場合回答者の平均年齢が49歳であるので、34年前、すなわち1975年頃の状況を尋ねていることになる。 蔵書数の少ない国は途上国が多いことから家庭の蔵書数は所得水準に比例している面があるといえる。ただし、北欧の国の蔵書数が一般に多く、さらにラトビア、エストニア、ロシアなどの
『あかぼし』は吉野竜平監督のスリリングで感動的な長編デビュー作である。精神のバランスを崩し新興宗教にのめりこんでいく母親を、幼い息子の目を通して描く。 ――以前、短編や他の作品を撮ったことは? 吉野監督:短編を何本か撮りました。 ――それらの作品も今回の作品のように、家族をテーマにした登場人物を2~3名に絞ったものだったのでしょうか? 吉野監督:前回に撮ったのはゲイの中年男性とモテない女の子のふたりだけの芝居でした。『月のかげ』という作品です。東京国際レズビアン&ゲイ映画祭で上映されました。 ――プロフィールには映画制作の現場のほかにラジオの仕事も手掛けておわれるそうですが。 吉野監督:ものすごく小さなコミュニティFMで、企画とディレクターと編集をやっています。 ――俳優の演技がすばらしかったです。まずは朴璐美さんについて少しお話ください。 吉野監督:とてもパワフルな人で、それはスクリーン
◆愛する相手に性別の「差」は不要 「母の日になると、プレゼントを2人分買わなくちゃいけないから、それがちょっとした出費になるかな?」。そう言って、14歳の少女は屈託なく笑った。彼女は、父親の顔を知らない。どこにいるのかさえ、わからないという。その代わり母親なら、2人いる。年頃の少女の悩みに適切なアドバイスを与え解決に導き、常にサポートしてくれる頼もしい母親たちのことを、彼女は心から尊敬している。 2000年12月、世界初の 同性結婚法が成立したオランダには、この少女のように母親を2人持つ子どもや、父親を2人持つ家庭に生まれ育った子どもたちがたくさんいる。「私のパパは、ドナー(精子提供者)」とか、「僕には、卵子提供者と代理母の2人の母親がいるんだ。でも、家族として一緒に暮らしているのは父親2人だよ」など、家族形態も実に様々である。オランダでは、父親プラス母親イコール夫婦はひとつのオプションに
一人のファンが、自身で編集したバンドのウィキペディアのページを提示したあと、警備員をうまく納得させて楽屋へ入ることを許可されていたと報道されている。 12月2日の夜、オーストラリアのメルボルンで行われたダンス・デュオのペキン・ダックのライヴで、デヴィッド・スパルゴは、バンドのウィキペディアのページを修正し、バンドと家族関係があるように自分の名前を記入することによって、うまく楽屋に辿り着いている。 「これまで目撃した中で、恐らく最も独創的で巧みに練られた行動だよね」と、バンド・メンバーのアダム・ハイドは『ザ・ガーディアン』紙に話している。「すごいよね。彼の携帯電話を使って1秒、速攻だったからね」 「警備員に、自分が義理の兄弟だとかなんとか伝えて、ウィキペディアのページと彼の身分証明書を提示したんだ」 バンドの楽屋に到着するや否や、ファンはバンドに自己紹介をし、その大胆な行動にもからわらずバン
日本の「伝統」に反する? パートナーシップ証明書を受け取り、渋谷区役所を出るカップル(2015年11月) Yuya Shino- REUTERS 論壇誌「アステイオン」(公益財団法人サントリー文化財団・アステイオン編集委員会編、CCCメディアハウス)83号は、「マルティプル・ジャパン――多様化する『日本』」特集。同特集から、自身トランスジェンダーであり、性社会・文化史研究者である三橋順子氏による論文「歴史の中の多様な『性』」を5回に分けて転載する。 はじめに――「日本社会の伝統」って何? 今年(二〇一五年)の四月、東京都渋谷区が同性パートナーに「証明書」を発行することを条例で定めた。七月には世田谷区も区長の判断で、パートナーであることを宣誓した書類に区が押印し受領証書を交付する形で同性パートナーを公認することが明らかになった。いずれも実際の交付はまだ行われていないが、順調にいけば年内には
高齢者の一人暮らしが増える中で、引き取り手のない遺骨が増えている。最後に扱いを任される自治体は頭を悩ませている。 10月29日朝、神奈川県横須賀市。生活保護などを担当する市職員や葬儀社の関係者が、山あいの小さな納骨堂の前に集まった。 扉が開き、かびたにおいが漂う。棚には骨つぼがびっしり。遺体の引き取り手がないなどの理由で、市が火葬した人の遺骨だ。 市の納骨堂への搬入数は2003年度16体、14年度60体。担当者は「親族に引き取りを拒まれるケースが増えてきた」と話す。 数珠を巻いた手をあわせ、「さあ、いきましょうか」。手狭になった納骨堂から持ち出す骨つぼを、慎重に選ぶ。「458番は?」「はい、あります」 骨つぼは主に7寸(約21センチ)や8寸だが、場所をとらないよう今春以降は5寸にした。保管が長くなれば「合葬」する。 29日は3度目の合葬だった。06~11年度に搬入した約170の骨つぼを運び
中国、「一人っ子政策」完全廃止=独自の産児制限、36年で終止符 【北京時事】中国共産党の重要会議・第18期中央委員会第5回総会(5中総会)は29日、4日間の討議を終え、閉幕した。閉幕後に公表されたコミュニケによると、中国政府はすべての夫婦に2人目の子供を産むことを認め、人口抑制の国策「一人っ子政策」を完全に廃止すると決定した。 【特集】1人っ子政策違反「張芸謀監督」の堕落と特権 1979年から続いた同政策の廃止決定で、世界最大の人口を持つ中国独自の産児制限は、36年で終止符を打つことになった。 共産党は2013年の同中央委第3回総会(3中総会)で、一人っ子政策の緩和を決定。「夫婦のどちらか一方が一人っ子の場合、2人目の子供を産むことができる」と規定した。この決定の背景には、深刻な高齢化で労働人口が減少し、経済の安定成長に悪影響を及ぼすとの危機感があった。 中国政府は一人っ子政策緩和の
9月2日、連邦最高裁がすべての州で同性婚を認める判断を下した米国で、南部ケンタッキー州の郡担当者(写真)が宗教的信仰を理由に同性カップルへの結婚証明証発行を拒否していることが物議を醸している。写真は1日撮影の動画から(2015年 ロイター/REUTERS/WLEX/LEX18.com) [モアヘッド(米ケンタッキー州) 2日 ロイター] - 米国では連邦最高裁判所が今年6月にすべての州で同性婚を認める判断を下したが、南部ケンタッキー州の郡担当者が自身の宗教的信仰を理由に、同性カップルへの結婚証明証発行を拒否していることが物議を醸している。 結婚証明証の発行を拒否し続けているのはローワン郡のキム・デービス書記官。1日に郡事務所を訪れた同性カップルからどういう権限で証明証の発行を拒否しているのかと聞かれ、「神の権限だ」と主張するなど、強硬な姿勢を崩していない。
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