ロシア軍兵士の軍装は「ラトニク」(「戦士」)と呼ばれる。兵士が森や戦線で生き延びられるようにできている。 軍装一式は5つのシステムから成る。 撃破システム(武器と弾薬)観察・照準システム防御システム(ヘルメット、防弾チョッキ)生命維持システム(戦闘服と戦場での兵士の生存を助ける諸要素)通信システム 装備 ラトニクはアラミド繊維を持つ新素材でできており、兵士が極めて厳しい自然条件で生き延びることを可能にしている。 「摩擦に強く(地面を腹這いしても服は破れない)、最大300キログラムの負荷に耐え(布地の一部で四輪バギーを吊るすことができる)、水を弾き(水は布地にしみ込むことなく流れ落ちる)、兵士を周囲の景色に溶け込ませる(ただし赤外線スコープなら見える)」と匿名希望の軍産複合体関係者はロシア・ビヨンドに語る。 彼によれば、ラトニクの布地は耐火性があるという。特にラトニクの手袋は熱い液体をかけた