といったコードがありました。 このコード、だいたいの場合問題なく動くのですが、たまに作成したはずの一時ファイルがないと怒られることがありました。 実は Tempfile オブジェクトは自身への参照がなくなり、ガベージコレクションされた際に一時ファイルを削除する仕組みがあります。実はさきほどのコードでは Tempfile のオブジェクトへの参照が Tempfile#open のブロックを抜けるタイミングでなくなってしまっていたのです。 変数 tempfile があるじゃないか、と思うかもしれませんが実はこれ Tempfile のオブジェクトではないのです。 ドキュメントを見ると、 Tempfile オブジェクトはFileクラスへのDelegatorとして定義されており、Fileクラスのオブジェクトと同じように使うことができます。 とありますが、 File クラスで定義されているメソッドを使う