家電量販大手のエディオンの営業秘密データを、競合する上新電機に転職した元社員が不正に取得したとされる事件で、大阪府警は17日、法人としての上新電機を不正競争防止法違反容疑で大阪地検に書類送検し、発表した。経済産業省によると、営業秘密の不正取得で法人の刑事責任が問われるのは異例だ。 生活経済課によると、送検容疑は、エディオンから上新に転職し、リフォーム事業の担当部長を務めた笹沢淳被告(53)=懲戒解雇、同法違反罪で公判中=が昨年1月、エディオンの共用パソコンを遠隔操作し、営業秘密データ4件を上新のパソコンに転送し、うち1件を印字して別の部長に渡したという内容。法人に罰則を科す同法の両罰規定を厳密に適用した。 上新の組織的関与は認められないものの、元社員の「上新で役立つと考えた」との供述などから業務の一環で入手したと判断した。 … こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいた
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