最低映画賞に選ばれた『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』と『ファンタスティック・フォー』(写真はラジー賞会場の様子) 昨年1年間の最低映画を決定するラジー賞こと第36回ゴールデンラズベリー賞が、第88回アカデミー賞授賞式を翌日に控えた現地時間27日、米ロサンゼルスのパレスシアターで発表され、『ファンタスティック・フォー』と『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の2作品が最低映画賞を獲得した。俳優部門では、昨年アカデミー賞主演男優賞に輝いたエディ・レッドメインが『ジュピター』で最低助演男優賞に選ばれた。 4本の作品が最多ノミネートを果たすなど、混戦模様だった今年のラジー賞。ふたを開けてみれば、最低映画賞の2作品が助演俳優賞以外の各部門を分け合い、圧倒的な強さを見せた。 中でも、大企業の若手CEOと女子大生のアブノーマルな関係を描く『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』は、主演のジェイミー・
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