Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。Twitter: @shiropen2 東京工業大学アスピレーショナル・コンピューティング・ラボに所属する研究者らが発表した論文「Linguistic Dead-Ends and Alphabet Soup: Finding Dark Patterns in Japanese Apps」は、悪意のあるインタフェースデザイン「ダークパターン」がどのくらい含まれるか、日本の人気モバイルアプリで調査した研究報告である。 多くのダークパターンが発見されたが、分析する過程で新種のダークパターンが存在することが分かった。 ダークパターンとは、悪意のあるインタフェースデザインパターンの一種で、エンドユーザ
