4日の夜遅く、東京・港区を流れる川の堤防の工事現場で、川沿いの道路がおよそ30メートルに渡って崩れ落ちました。 けが人はなく、警視庁などが原因を調べています。 4日午後11時すぎ、東京・港区麻布十番を流れる古川の堤防の工事現場で、川沿いの道路が幅およそ2メートル、長さおよそ30メートルにわたって突然、崩れ落ちました。 崩れた土砂は川の中央付近まで達しましたが、作業員や付近の住人などにけが人はいませんでした。工事は、古川の堤防を作り直すもので、東京都の発注で去年12月から行われていましたが、4日の朝、現場付近の道路が30センチほど沈下しているのが確認されたため通行止めにしていたということです。 近くに住む50代の女性は、「昨夜、地響きのような音が長く続いていた。けさになって道路が崩落していて驚いた」と話しています。現場は、地下鉄の麻布十番駅に近いマンションなどが建ち並ぶ住宅街で、警視庁や東京