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2010年11月6日のブックマーク (5件)

  • これまででもっとも質量の大きな中性子星を発見

    これまででもっとも質量の大きな中性子星を発見 【2010年11月2日 NRAO】 アメリカ科学基金(NSF)のロバート・C・バード・グリーンバンク望遠鏡(GBT)が、これまででもっとも質量の大きな中性子星を発見した。この発見は、素粒子物理から宇宙物理にいたる幅広い範囲の分野に大きな影響を与えることになりそうだ。 白色矮星の近くを中性子星からの電波ビームが通る際にパルスに遅れが生じることを示した概念図。クリックで拡大(提供:Bill Saxton, NRAO/AUI/NSF) 中性子星とは、大質量星が超新星として爆発したあとに残る高密度の天体である。その密度はきわめて高く、スプーン1杯あたりの重さは5億トン以上もある。この驚異的な密度を持つ中性子星は、密度の高い特異な状態にある物質を調べる天然の実験室といえる。また、中性子星は高速で自転しており、回転に伴って灯台のように規則正しく明滅する電波

  • 西山さんと椛島さん、アンドロメダ座大銀河に新星を発見

    西山さんと椛島さん、アンドロメダ座大銀河に新星を発見 【2010年11月1日 CBET 2516】 九州の新天体捜索チーム、西山さん椛島さんのコンビが10月29日(世界時、以下同様)、M31アンドロメダ座大銀河に新星M31N 2010-10dを発見した。 福岡県の西山浩一(にしやまこういち)さんと佐賀県の椛島冨士夫(かばしまふじお)さんは、10月29.478日に撮影した画像から、M31(アンドロメダ座大銀河)内に17.8等で写っている新星を発見した。同月26日、27日に撮影した画像(限界等級は19.3等)には写っていなかったという。 西山さん椛島さんの観測によるこの天体の位置は以下のとおり。 赤経 00時42分36.91秒 赤緯 +41度19分29.9 秒 (2000年分点) 新星周辺の星図 新星M31N 2010-10dの位置 この天体を天文シミュレーションソフトウェア「ステラナビゲータ

  • 新幹線「はやて」出発準備よし! - JR東日本、新青森駅を大幅リニューアル | ライフ | マイコミジャーナル

    JR東日はこのほど、東北新幹線を受け入れる新青森駅の概要を発表した。新幹線ホームは3階にあり、北海道新幹線に対応する2面4線のホームを配置。1階は在来線(奥羽線)の1面2線のホームを配置。2階に改札口や旅行センターなど駅の主要施設を集約したという。新青森駅は1986年11月に奥羽線の駅として開業し、24年を経て新幹線の駅になるとのこと。 東北新幹線「はやて」と新青森駅ホーム(写真:JR東日提供) 新青森駅外観(写真:JR東日提供) 待合室は3階の新幹線ホームと2階の改札外コンコースに配置。2階の待合室は旅行センター「びゅうプラザ」やカフェと一体化し、青森産ヒバ材を使ったベンチや内装で温かみをもたせたという。「びゅうプラザ」では観光タクシー「駅から観タクン」や駅レンタカー「トレン太くん」の受け付けも行い、新青森駅から旅立つ人だけではなく、新青森駅に到着した旅行者向けのサービスも実施

  • 天の川銀河の中心部にある濃密なアーチーズ星団

    天の川銀河の中心部にあるアーチーズ星団(Arches)の想像図(2010年10月26日提供)。(c)AFP/NASA 【10月27日 AFP】米航空宇宙局(NASA)が26日公開した、天の川銀河の中心部にあるアーチーズ(Arches)星団の想像図。ハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope)の赤外線画像と地上望遠鏡の画像をもとに作成した。 地球から2万5000光年の距離にあるアーチーズ星団は、約2000個の星が密集したもの。天の川銀河でこれまでに知られている星団の中では、最も密度が高い。(c)AFP

    天の川銀河の中心部にある濃密なアーチーズ星団
  • 大型望遠鏡VLTが131億光年かなたの銀河を確認

    大型望遠鏡VLTが131億光年かなたの銀河を確認 【2010年10月27日 ESO】 ヨーロッパ南天天文台(ESO)の大型望遠鏡(VLT)による観測で、はるかかなたに存在する銀河「UDFy-38135539」までの距離が明らかになり、これまでに分光観測によって距離が計測された中ではもっとも遠い131億光年かなた、つまり宇宙がたった6億歳程度だったころの銀河であることがわかった。 再電離時代の銀河のシミュレーション画像(電離化した領域は青っぽい半透明、電離化最中の領域は赤と白、中間の領域は暗く半透明で示されている)。クリックで拡大(提供:M. Alvarez), R. Kaehler, and T. Abel) 2009年に撮影された「ハッブル・ウルトラ・ディープ・フィールド」と呼ばれる領域の赤外線画像(左側の赤丸が「UDFy-38135539」)。クリックで拡大(提供:NASA, ESA,