越前市東運動公園陸上競技場(福井県越前市西尾町)で24日に行われた「福井県中学校陸上競技大会南越地区大会」(県中体連南越支部など主催)は、日本陸上競技連盟の公認競技場としての期限が7月末で切れ、公認記録が認められなくなっていたことがわかった。 県中体連南越支部はこうした事態を今年4月に把握しながら、学校側に伝えたのは8月上旬だったといい、「記録を目指して頑張ってきただけに悔しい」などと落胆する声や、支部の対応を批判する声が相次いだ。(青木さやか、辰巳隆博) 同競技場は越前市教委が管理しており、1982年に日本陸連から公認競技場として認定された。公認は5年ごとの更新が必要。日本陸連から昨年、更新にはトラック改修などが必要と指摘されたが、市教委はコストが膨大になるとして予算化を見送った。公認でなくなることを、同支部へ4月に伝え、了解された。 しかし、同支部が、参加対象の越前市、池田町、南越