優勝し3連覇を果たした東九州龍谷。選手に胴上げされる鍋谷(1)=3月26日、東京・代々木体育館(中鉢久美子撮影) バレーボールの全国高校選抜優勝大会最終日は26日、東京・国立代々木競技場で決勝を行い、男子は、東洋(東京)が鎮西(熊本)を圧倒しストレート勝ち。19回目の出場で悲願の初優勝を果たした。3大会連続で同一カードとなった女子は、東九州龍谷(大分)が古川学園(宮城)を3−1で退け史上初の3連覇を達成、通算では5度目の優勝を果たした。 東洋は立ち上がりからエース柳田将洋主将(2年)が全開。鎮西の高いブロックをものともしない強打を次々と決め、2セットを先取した。一時リードされた第3セットもセッター関田誠大(1年)の多彩なトスから速攻、強打を繰り出し、終盤の3連続得点で、鎮西を突き放した。 東九州龍谷は1年生エース鍋谷友里枝らの活躍で、簡単に2セットを先取。第3セットは古川学園の強打と高さに