映画「マトリックス」以降、映像界で広く使われることになったタイムスライス(バレットタイム)の技術。タイムスライスの生みの親であるTimeslice Films(タイムスライス・フィルム)社とサーフブランドRip Curlがコラボレーションし、サーフィンに興じる人々をタイムスライスで撮影した「Mirage Boardshort 2」がYouTubeで公開された。ガラス細工のように固まる水しぶきやサーファーたちの躍動する肉体などを堪能できるサーフィン映像になっている。 この作品のロケ地は、マレーシアのサンウェイ・ラグーン・プール。波の出るプールを二日間貸切った。52台のカメラをプール内に設置し、ジェットスキーで波を起こし、サーファーたちはカメラの撮影範囲に収まる位置でパフォーマンスを行った。 ■タイムスライスの生みの親によるショートフィルム タイムスライスの技術は、現タイムスライス・フィルム社