「ヤフーBB」の顧客データをめぐる恐喝未遂事件で逮捕された会社社長で創価学会幹部の竹岡誠治容疑者(55)は、創価学会・公明党と自民党の“影のパイプ役”を果たしている人物であることが二十九日、わかりました。自公連立政権下、選挙協力や創価学会幹部と自民党議員を引き合わせたり、パーティー券を引き受けるなどしていました。 竹岡容疑者は自公連立政権が小渕内閣で発足した当初から、おもに自民党橋本派幹部との接触を深め、永田町の政界関係者の間では知られた存在でした。「創価学会本部へ直接話をつなげてくれる人物」(同派議員秘書)と評判でした。 自民党本部の世論調査受託 竹岡容疑者が顧問をする広告企画制作会社、ラパラ(東京・中央区)は、衆参選挙などで自民党本部が独自に実施する世論調査の委託をうけています。信用調査機関の調べによると、九〇年代末に自民党との取引関係が成立したあと同社の売上額は急上昇。自公連立政権成