トランプ前米大統領が、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスによるイスラエルへのテロ攻撃を受け、「第3次世界大戦の脅威が差し迫っている」と述べた。トランプ氏は、7日早朝にイスラエルに対する大規模攻撃が開始された数時間後に、米アイオワ州で行われた選挙集会で支持者に向けて語ったもので、「第3次世界大戦を阻止できるのは私だけだ」と述べたという。 トランプ氏は、バイデン政権が今年8月にイランで拘束されていた米国人5人の解放と引き換えに韓国でイランが保有する60億ドルの資産の凍結解除に応じたことを指摘し、その資金がイスラエル攻撃を可能にしたと主張。バイデン米大統領の愚かさが戦争を引き起こしたと述べ、「本当に弱い指導者のせいで、米国が弱体化している」と批判した。トランプ氏は、9日にニューハンプシャー州で行われた集会でも「第3次世界大戦の危機にさらされている」と語り、「世界が消滅する。現実