仕事道具は何かと尋ねられれば、筆者は即座に「Emacsです」と答える。NeXTSTEP 3.x時代のEmacs.appに始まり、一時期メインの環境にしていたWindows NT 3.5〜4.0ではMeadow、Linux(X11)ではMuleとXEmacs、そしてMac OS XではCarbon API対応のパッチ(後に本家GNU Emacsへマージ)をあてた通称「Carbon Emacs」を使い始め、現在に至る。これがなければ作業効率がガタ落ちする、大切な相棒だ。 思えば遠くへ来たもので、そのCarbon Emacsとの付き合いも8年目に突入。当初は日本語IMがインライン入力できないなど問題を抱えていたが、MacEmacs JPの有志ユーザーによるパッチ提供などの貢献もあり、快適に利用できるようになった。おかげでここ数年は特に不満もなく利用していたものの、状況は変わりつつある。 というの
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