東京都世田谷区で2000年12月31日に、会社員宮澤みきおさん(当時44)一家4人が自宅で殺されているのが見つかった事件から間もなく15年。宮澤みきおさん宅の明かりが、発生翌日の午前3時半ごろには消えているのを近くの人が確認していたことが、捜査関係者への取材でわかった。警視庁は、その時刻までに犯人が逃走していた可能性もあるとみて、目撃情報を精査している。 成城署捜査本部によると、事件が起きたとされるのは2000年12月30日午後11時半ごろ。31日午前1時18分にはパソコンで劇団のサイトなどを閲覧した形跡があったほか、書類を物色し、アイスクリームを食べた跡もあった。捜査幹部は「当時は、明かりがついていた可能性がある」としている。 捜査関係者によると、近くの住人が31日午前3時半ごろ、宮澤さん宅を見た際に「明かりがついておらず、人の気配もなかった」と話した。午前4時ごろに「暗かった」という別
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