2015年にデビューし、今年5周年イヤーを迎えたAwesome City Club。創設メンバーであるマツザカタクミの脱退、「avex/cutting edge」へのレーベル移籍と、バンドにとって転機の年となった2019年を経て、新体制最初のシングルとなる『アンビバレンス』を1月15日に配信リリースした。 見た目も華やかなボーイズ&ガールズによる「架空の都市のサウンドトラック」という結成当初のコンセプトは、シティポップのブームとも相まって、2010年代後半のシーンに大きな足跡を残した。それから徐々にメンバー個々の人間味を重視することで、よりリアルな東京という都市を映し出していったわけだが、そんな彼らも今年で全員が30代。現実の不条理とも向き合いながら、ミュージシャンとして培ってきた説得力を持って、まだ見ぬオーディエンスを輝かせ、カルチャーを繋いでいこうとしている。4人での最初のツアーを終え
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