予定よりも早い記事掲載ありがとうございます。経験はもちろんのこと、想像すらしたこともないような内容の迫害に驚いています。正義や倫理や法が盾にならないような村ぐるみの迫害、考えるだけでも恐ろしいことです。 こうして文章で読むと、この村人たちが理性的な対話の成立し得ない人面獣心であることは明白で、F青年の取った行動がこの状況を切り抜ける唯一の手段であったことがわかりますが、この迫害者たちの中にたった一人置かれた状況で、理性を失うことなく冷静に行動できる人はそういないと思います。 文章を読みながら、三人の若い羊飼いの笑顔と、その笑顔に敵意、邪気のないことを見て取った時のF青年の安堵が、まるで動画像のように立ち昇ってきました。このような出来事を、一定の距離感と客観性を持って、かつ臨場感も失わずに描写できるってすごいことだなと感服しています。 本当に、ご無事で何よりでした。