ジョー・バイデン米大統領は25日、連邦議会が可決した銃規制強化の法案に署名し、成立させた。過去30年近くで最も重要な銃規制の連邦法となる。小学校乱射など銃撃事件が相次いだのを受け、上院で超党派の法案がまとまり、成立に至った。 21歳未満の銃購入時の身元調査拡大などを盛り込んだ法案には、上院では民主党議員に加えて、銃に関する権利を主張することが多い野党・共和党からも、ミッチ・マコネル院内総務をはじめ15人が賛成した。下院でも、共和党の議員14人が賛成し、可決した。共和党からは、リズ・チェイニー下院議員やアダム・キンジンガー下院議員らが賛成した。