同人界を揺るがしたポケモン同人作家逮捕事件とは '80年代から'90年代にかけて、アニメのやおい同人誌は原作者にも出版社にも鷹揚に看過されてきた文化である…というより、あまりに自由が過ぎて、無法地帯同然のありさまであった。 例えば、「キャプテン翼」ブームの時、連載中の原作でひいきのキャラの活躍の場がなくなれば、 『高橋陽一――――!死ねぇぇぇぇぇ―――!!!!!』 ……と、名指しで作者に五寸釘を打つ漫画を堂々と発行していた同人女がいたし、また同人誌上で連載中のジャンプのコピーを無断でいくつも切り貼りし、 『絵が下手』 と臆面なく原作及び作者に罵声を浴びせていた、えみくりみたいな大手やおいサークルもいた。 当時サークル派閥同士の確執の絶えなかった、「星闘士星矢」の同人系ファンクラブをオフィシャル認可してもらうべく、集英社気付の文書を送りつけ、作者にしつこく公認をねだり続けたようなサークルだっ
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