西東京バスは、武蔵五日市駅~つるつる温泉間で運行の機関車バス「青春号」の運行を終了。最終運行日は、2023年3月31日(金)。3月下旬頃に、同バスのお別れイベントを開催。
47都道府県のうち、県庁所在地などにある代表的なJR駅は沖縄県を除く46都道府県に分布しています。北は札幌駅から南は鹿児島中央駅までのそれらの駅について、隣にある在来線の駅に着目するとその距離はさまざま。中心部にある駅であれば、そう遠くない場所に隣の駅がありそうですが、中には10キロを超える例があり、驚かされます。今回はそうした例を紹介します。 東京都や政令指定都市を有する道府県を除く30の県を対象にすると、最も駅間が離れているのは鳥取駅と福部駅の組合せ。その距離は実に11.2キロで、普通列車の所要時間は12~15分ほどです。県の中心部でも周辺の地勢などによって駅の間隔が空いてしまうことを示す一例と言えるでしょう。 鳥取県の代表駅、鳥取駅。東隣の福部駅までの距離は11.2キロ 2位は、宇都宮~雀宮間、岐阜~木曽川間の7.7キロ。宇都宮駅は岡本駅が6.2キロ、鶴田駅が4.8キロとどの隣駅も距
京都と奈良という二つの古都の間には、これまた両都市を結ぶ二つの鉄道路線が走っています。その一つ、JRの奈良線は、現在はどちらかといえば郊外路線としての立場が強い路線。ですが、かつてはこのルートの一部が、日本の大動脈、つまり東海道本線が通る経路でした。 現在の奈良線の列車 1880年、現在の東海道本線が、京都と琵琶湖畔の大津の間で延伸開業した際、線路は京都駅の東側で一気に南下するルートを通っていました。京都の東側にある東山と逢坂山をなるべく避けるためです。 トンネル建設技術が未発達だった時代、これらの山の下に長大トンネルを掘る技術はなかったため、迂回して大津に至るルートが選ばれたのでした。ただし、トンネル建設が技術的に不可能だったわけではなく、道中には初めての日本人による鉄道トンネル「逢坂山トンネル」が建設されています。 その後、列車本数が増大してくると、今度はルート上の勾配が問題となります
JR西日本は9日、大阪駅「うめきたエリア」開業による新ダイヤの概要を発表した。 うめきたエリアの改札口(イメージ) うめきたエリアは、大阪駅の北側に新設するもの。従来は大阪駅北側を通過していた線路を地下化し、新たなホームを整備する。 うめきたエリアの位置関係図 エリア開業にあわせ、これまで大阪駅を経由しなかった特急「はるか」上下各30本、特急「くろしお」上下各18本を、新たに同駅へ停車。大阪駅から関西国際空港や和歌山方面へのアクセスを向上させる。大阪駅からの所要時間は、関西空港駅までが47分、和歌山駅までが57分となり、現行の「関空・紀州路快速」との比較では、前者は20分、後者は33分の短縮を実現する。 特急「はるか」 特急「くろしお」 また、現在は新大阪~久宝寺間で運転しているおおさか東線の列車も、新たに同駅へ乗り入れる。大阪駅からおおさか東線各線への所要時間は、各駅とも現行より4分の短
JR東日本は13日、新幹線の線路メンテナンスにおいて「スマートメンテナンス」を開始すると発表した。 JR東日本の新幹線 スマートメンテナンスは、ICTなどの先端技術を活用し、メンテナンス作業の業務改善を図るもの。同社は今回、「レールモニタリング車」と「線路設備モニタリング車」を導入し、新幹線の線路メンテナンス分野におけるスマートメンテナンスを実現する。 レールモニタリング車は、超音波によるレール内部の傷の発見や、レール表面の凹凸や摩耗などの状態把握を通し、レール状態を総合的にモニタリングする車両。従来の約2倍の測定速度を実現しており、これは国内最速となるという。 レールモニタリング車(イメージ) 線路設備モニタリング車は、「分岐器モニタリング装置」、「軌道材料モニタリング装置」、「点群データ取得装置」の3種類の測定装置を搭載。従来は目視あるいは人力で実施していた分岐器や線路および周辺設備の
JR東日本は12日、青森・盛岡・秋田の3エリアでの交通系ICカード「Suica」導入日を、2023年5月27日(土)とすると発表しました。 秋田エリアの車両 新たにSuicaが利用できるようになるのは、青森エリアが奥羽本線弘前~青森間、盛岡エリアが東北本線北上~盛岡間、釜石線花巻~新花巻間、田沢湖線盛岡~雫石間、秋田エリアが奥羽本線和田~追分間、羽越本線新屋~秋田間、男鹿線追分~男鹿間。なお、現在導入済みの首都圏・仙台・新潟を含む、各エリア間をまたいでの利用はできません。 Suica導入エリア 利用できるのは、他のSuicaエリア同様、「モバイルSuica」、「Suicaカード」、「My Suica(記名式)」、「Suica定期券」の4種類。Suica定期券では、新幹線を利用できる「FREX」「FREXパル」も発売します。もちろん、全国相互利用対象の10の交通系ICカードや、「AOPASS
駅名の字数に着目して路線図を眺めていると、2文字の駅が延々と続く区間があったり、その路線の全駅が字数の多い駅だったりという例がいくつかあることに気付きます。そうした例の1つとして、3文字の駅が9つも続く区間というものも。今回はそれらを紹介します。 1例目は、京王井の頭線。渋谷から吉祥寺へ各駅停車で行くと、池ノ上から高井戸まで9つ続けて3文字の駅に停まります。井の頭線全体で見ても全17駅中15駅が3字以上で、平均字数は3.2字と高めなのが同線の1つのポイントです。 明大前駅井の頭線ホーム 池ノ上を起点に3字駅が続きます JRでは芸備線の下深川(しもふかわ)~井原市(いばらいち)間が9駅連続で3文字。9駅すべて広島市安佐北区にあるというのも特徴的です。 3例目は、富山県高岡市と射水(いみず)市を走る万葉線にあります。中伏木(なかふしき)から終点の越ノ潟(こしのかた)までが9連続で3文字ですが、
2023年春の開業を予定する「相鉄・東急直通線」。文字通り相鉄線と東急線を結び、相鉄線沿線と都心方面を結ぶ路線です。 11月24日、この路線で両社の接続駅となる新横浜駅の内部が、報道陣に公開されました。 相鉄・東急直通線新横浜駅に入線した東急電鉄の試運転列車 相鉄・東急直通線の新横浜駅は、横浜市営地下鉄ブルーラインの新横浜駅と直交する位置に建設されました。相鉄・東急の駅は地下4階構造で、地下1階が改札階、地下4階がホーム階です。地下2階部分でブルーラインのトンネルが交差しており、地下1階ではブルーラインの改札階とも接続。ブルーライン側でも、新たな改札口を設け、利便性向上を図ります。 相鉄・東急直通線新横浜駅の構内図(画像:東急電鉄) 新駅の改札は、日吉方、つまり東急線方面の改札口は東急が、西谷方、つまり相鉄線方面の改札口は相鉄が、それぞれ運営します。 東急が運営する北改札は、直線的なライン
JR東日本盛岡支社は22日、北東北に新たな観光列車「ひなび(陽旅)」を導入すると発表した。 観光列車「ひなび(陽旅)」(イメージ) 「ひなび」は、既存のディーゼルハイブリッド車両「リゾートあすなろ」を改造して導入するもの。列車名は、岩手・青森の自然を車窓から感じ、「ぬくもりのあるゆったりとした旅」をしてほしい、という想いから名付けたという。列車コンセプトは、「北東北の自然」と「地域とのつながり」。人と人を結ぶ助け合いや絆を意味する「結び」を表現したロゴマークも設定する。 外観は、かつて盛岡支社管内の気動車に用いた、「盛岡色」と呼ばれる白地に赤ラインの配色を採用。横のラインを紐に見立て、先頭部には水引の結びである「梅結び」をデザインすることで、地域と地域を結ぶ列車をイメージする。また、車両間には山をデザインし、波や川の模様、花吹雪を配置することで、豊かな自然を表現する。 外観イメージ 車内は
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く