JRグループ7社は21日、来年3月16日に予定しているダイヤ改定の概要を発表した。 東北新幹線は最高速度を国内最速の時速320キロに引き上げ、東京―新青森は最短2時間59分になる。秋田新幹線は新型車両「スーパーこまち」が運転を始め、最高速度が時速275キロから同300キロになる。平均の所要時間は東京―新青森で5分、東京―秋田で1、2分それぞれ短縮される。国内で新幹線の最高速度が上がるのは16年ぶり。 上越新幹線では200系車両が営業運転から引退する。加速性能の良いE2系に置き換えるため、東京―新潟で2分短縮される。 200系は、1982年の東北新幹線開業時に運転開始。東海道新幹線の0系に雪対策を施し、「団子っ鼻」のような先頭車両が特徴的だ。 東海道・山陽新幹線では、早朝の岡山始発「のぞみ」1本を、広島始発とし、広島発東京行きを20分間隔で運行する。