サイバー攻撃対策の一環として、総務省は家庭や企業にあるインターネット家電などのいわゆる「IoT機器」に無差別に侵入して対策が不十分な機器を洗い出す、世界でも例のない調査を行うことになりました。しかし、実質的に不正アクセスと変わらない行為を特例的に国が行うことに懸念の声もあがっています。 それによりますと、調査は家庭や会社などにあるルーターやウェブカメラなどのIoT機器およそ2億台を対象に来月中旬に開始し、無差別に侵入を試みて、初期設定のままになっているなどセキュリティー対策の不十分な機器を洗い出し、ユーザーに注意を促すとしています。 実際、おととし1年間に情報通信研究機構が観測したサイバー攻撃のおよそ54%でIoT機器がねらわれていて、国は東京オリンピックに向けて対策を強化する必要があるとしています。 一方、調査では予想されるIDとパスワードを実際に入力して機器に侵入する計画で、本来は不正
観光客にタカを披露するカザフ人(新疆ウイグル自治区ウルムチ) Zhang Peng-Lightrocket/GETTY IMAGES <毛沢東の策謀で露と消えた東トルキスタンの夢――「夷をもって夷を制す」分断策が逆に民族意識に火を付ける> 昨年12月、中国当局は出国を希望する国内在住のカザフ人約2000人に対し、隣国カザフスタンへの移住を許可した。今後は中国国籍を離脱し、カザフスタン国籍取得と定住手続きが始まると、カザフスタン外務省は事実を認めているという。 カザフ人の出国を許したのは中国新疆ウイグル自治区で進められている苛烈なエスニック・クレンジング(民族浄化)に対する国際社会からの批判をかわすためだろう。中国当局は100万人を超えるウイグル人を「再教育センター」と称する強制収容所に閉じ込めて弾圧。同時に無数の漢民族を入植させて、「ウイグル人なき東トルキスタン」を創出しようとしている。
◆アジア杯▽準決勝 日本―イラン(28日、UAE・アルアイン) FIFAランク50位の日本は同100位のベトナムを1―0で下し、優勝した2011年以来2大会ぶりの4強入り。後半12分、MF堂安律(20)=フローニンゲン=が、準々決勝から採用され、この試合2度目となるビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)判定で得たPKを決めた。 準決勝で日本と対戦するイランは、対アジア勢の公式戦39試合負けなしと無類の強さを誇る常勝軍団。昨年11月にACL決勝・鹿島―ペルセポリス(イラン)の取材で現地に赴いた鹿島担当・岡島智哉記者が、アジアの盟主として君臨するイランサッカーの強さの秘訣(ひけつ)を「見た」。 鹿島の公式インスタグラムに“異変”が起き始めたのは、18年10月下旬。ACL決勝でペルセポリス(イラン)との対戦が決まった直後からだ。あらゆる投稿に、とてつもない数のペルシャ語のコメントが並ぶように
日本一の流通業「イオングループ」は、日本の郊外の風景を一変させた。そんなイオンは30代以下の世代にとって「子供の頃から慣れ親しんだ場所」だ。マーケティングライターの牛窪恵氏は「『初デートはイオン』と語る若者も多い。イオンは今や『インフラ』になった。人々の営みがイオンに集中する現象はこれからも続くだろう」と分析する――。 親とイオンが心地いい若者たち 今の30代やその下の世代に、「結婚しても、実家の近くに住みたい」「そこにイオンがあればなおよい」と考える男女が増えています。 多くの若者が、少しでも早く親元を離れて、都会や海外へ出て活躍したいと願った時代がありました。当時の憧れは、ちょっと背伸びした高級ブランドや、おしゃれなロフト付きのワンルームマンション、そしてカッコイイ車。しかし、もはやそれは今の20~30代にとって、理想とする姿ではないのです。 街に、等身大のイオンがあれば安心。イオンは
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