明治大学ラグビー部は12月1日、東京・秩父宮ラグビー場で早稲田大学との関東大学ラグビー対抗戦A最終節(早明戦)戦を全勝同士で実施。36―7で快勝した。 序盤こそ早稲田大学の齋藤直人キャプテン、岸岡智樹の司令塔団にキックでスペースをえぐられたものの、自陣の防御局面で耐え続け、前半15分頃のファーストスクラムで相手の反則を誘発。まもなくロックの箸本龍雅の先制トライなどで7―0とした。 以後も早稲田大学の献身的な防御にわずかずつ亀裂を入れるようにボールを継続。箸本らフォワード陣がフットワークを活かしてタックラーの芯から逃れるなか、勢いのついたところでスタンドオフの山沢京平が大外へ鋭いパスを放つ。時間を追うごとにカウンターからの攻撃も際立ち、10-7とリードして迎えた後半2、8分に連続トライ。終盤にもだめを押し、対抗戦優勝を決めた。 試合後、明治大学の田中澄憲監督と武井日向キャプテンが会見。試合内