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2016年10月11日のブックマーク (3件)

  • AIが翻訳の不可能性に気付く日 - 翻訳論その他

    中央公論4月号で人工知能研究者の松尾豊氏が「ほんやくコンニャク」は「夢物語ではない」と書いている。「研究自体は5年〜10年で一定のメドがつき、10年〜15年後には実用化できるかもしれない」。じつは今から10年前、リアルタイム自動翻訳は「あと5年で実現できる」はずだった*1。有望そうな技術が出てきたら、逆に未来が遠退いたというのが興味深い。翻訳の難しさに対する理解が進んだ証拠だろうか。 いま、人工知能が抽象概念を獲得することができるようになり、言語をも獲得できるようになりつつある。つまり、我々日人を苦しめてきた言語の壁が取っ払われる可能性が出てきているのだ。 (松尾豊「AIが完全自動翻訳を実現する日――言語の壁がなくなったときあなたは世界で闘えるか」中央公論2016年4月号) 「概念の獲得」「言語の獲得」と、「言語の壁が取っ払われる可能性」がどう結びつくのか、これだけではよくわからない。そ

    AIが翻訳の不可能性に気付く日 - 翻訳論その他
  • フリーOSの元祖、386BSDが22年ぶりに更新 | ソフトアンテナ

    1992年のDr. Dobb's Journalの連載記事とともに開発が始まったフリーのUNIX系オペレーティングシステム「386BSD」。無料で利用できるBSD系OSの元祖として知られていますが、0.1リリース後開発が停滞し、多くの開発者達が、FreeBSDやNetBSDといった他のOSに移行したという経緯を持っています。 ところが最近、386BSDの創始者の一人、Lynne Jolitz氏が最新版であるv1.0/v2.0のソースコードをGitHub上に突如(?)、公開していたことが分かりました(slashdot)。 386BSDは開発者がUNIXシステムの全てを把握できた時代の貴重な遺産で、Linuxを開発したLinus Torvalds氏も、「386BSDが入手可能であったならば、Linuxを作ることはなかっただろう」と発言しています。 実際に動作させる場合、エミュレーターであるQe

    フリーOSの元祖、386BSDが22年ぶりに更新 | ソフトアンテナ
  • 価値の判断基準が自分の外にある人間は表現者になれない - 発声練習

    卒業していく君へ。 卒業おめでとう。当は面と向かって言ったほうが良いのだけど先生という立場だと私の発言が思った以上に重くなってしまうので直接君にはいえない。でも、君への言葉を一度形にしておかないと私の頭に一生こびりつきそうなのでここに書かせてもらうよ。 今年、君は卒論に苦しんだね。君が卒論に苦しんだ理由は自分でも分かっていると思うけど、常に外部に正解を求めたことにあるんだ。私が「どうして、それが正しいと思うの?その理由を教えて。」と聞くと、いつも君は表情を凍らせて黙ってしまったね。何度も何度も「研究には正解とか不正解とかない。誰も答えを知らないから研究になっているんだ。だから、自分の主張をとりあえず述べて、相手の反論が正しいと思えてから自分は間違っていたと考えれば良いんだよ。」と伝えたのだけど、最期最後まで君は自分の主張の正しさを自分の言葉で言えず、常に私の保証を求めたね。はっきり言って

    価値の判断基準が自分の外にある人間は表現者になれない - 発声練習
    udzura
    udzura 2016/10/11