調査はイスラエルのベングリオン大学などの研究者が実施した。偽ニュースを巡ってはロシアなど外国の介入が指摘される一方で、普通の市民がどう関与しているのかははっきりせず、スーパーシェアラーの実態もこれまで分かっていなかった。 研究者は今回、2020年の米大統領選挙で偽ニュースを拡散させたスーパーシェアラーに着目。米国の登録有権者記録と照合できたXユーザー66万4391人を対象に、同年8月~11月にかけての投稿を分析した。 その結果、有権者66万4391人が共有した政治ニュースのうち、7%が偽ニュースだったことが判明。そうした偽ニュースの80%を拡散させていたのは、わずか2107人(0.3%)のスーパーシェアラーだった。 スーパーシェアラーは平均すると1日に平均で15.9本の政治ニュースを投稿し(全体平均は0.3本)、偽ニュースの投稿は2.8本(同0.01本)に上った。11月の選挙後にはツイート
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