富山県のJR氷見線(高岡-氷見)と城端(じょうはな)線(高岡-城端)の活性化のため登場した「忍者ハットリくん列車」が当面の間、運行を続けることになった。デビュー当初は今年3月までの期間限定で運行の予定だったが、好評なため、地元から延長を求める声が上がっていた。 ハットリくん列車は、同県氷見市や高岡市の経済人らでつくる実行委がJR西日本などに働きかけ、04年3月から5年間の予定で運行を始めた。両線を走るディーゼルカー3両の車内外に、氷見市出身の漫画家、藤子不二雄(A)さんの代表作「忍者ハットリくん」のキャラクターが描かれ、ハットリくんの声で車内放送も流れる。 氷見市商工会議所によると、現在も遠方から家族連れや鉄道ファン、アニメファンなど幅広い層が乗りに来るといい、商工会議所などが4月以降の運転続行をJRなどに要望していた。キャラクターの塗装の状態も良いことから、今年度は運転を続け、その後は改