10月30日、シカゴで4G Worldが開催されたが、この中でWiMAXの標準化団体であるWiMAXフォーラムが、今後のWiMAXアップデートについて発表した。発表内容は「WiMAXの将来の拡張で、3GPPが策定するTD-LTEのコアネットワーク標準の一部を、Additional Elementsとして参照する」というもの。表現としては分かりにくいが、要は部分的にTD-LTEとWiMAXが互換性を持つということだ。 翌日にはUQコミュニケーションズがニュースリリースを出し、「WiMAX 2+」の仮称でWiMAX Forumの打ち出したAdditional Elementsに準拠した通信サービスを提供する、と発表した。しかし、多くの報道はそれぞれを単体で伝えるもので、全体の枠組みの中でWiMAXがどう変化するのか。従来のWiMAXはどうなるのかなど、分からないことが多い。そこでUQコミュニケ