■2大原因 日本は相変わらず長時間労働のようだ。 そのことが、結果として女性が社会に入ることを阻む。女性の社会参加の不完全性は、女性の労働力化を阻み、一部エリートと、シングルマザーに代表されるアンダークラス化の二極化となっている。 二極化は結果として、税や社会保障の負担者という点では劣ることになる。 労働人口の補完勢力としてはほかに「若者」「高齢者」があるものの、ニート若者の労働者化は異常に時間がかかり(数年は当たり前)、高齢者は税負担者としては期待できるものの社会保険(年金)負担者としてはターゲット外だ。 労働のモチベーションと能力という点では女性が最も有望である。 だから、女性が働きやすい社会をつくることが求められているが、それを日本の長時間労働社会が阻んででいる。 その構造はたとえばこの記事女性活躍とは「女を男にして働かせること」ではないなどを参照にしてほしいが、要するに、長時間労働
