古代・中世時代、キリスト教で容認されていた同性愛。その歴史的事実を記したゲイの歴史家の著書が大論争を呼ぶ 記事の本文にスキップ 1980年にエール大学の歴史学博士であり、自身もゲイであるジョン・ボズウェルが書いた、「かつてカトリック教会は同性愛を容認していた」という歴史的事実を記した著書が、同性愛の人たちとカトリック両方の怒りをかった。 彼の著書にはかつてカトリック教会では、同性愛者のための結婚式の盛大な典礼があり、誓いのキスも行われていたと記されている。この本を引き合いに出した風刺マンガが出たことで、大論争が巻き起こった。 新聞社に掲載を拒否されたキリスト教の同性愛に関するマンガ アメリカの漫画家、ギャリー・トゥルードーのシニカルな社会・政治風刺の日刊マンガ『ドゥーンズベリー』は、大衆の目に触れた初の学術的教本媒体だったかもしれない。 ドゥーンズベリーは現在、世界中でおよそ1400紙の新
