日本IBMが研究開発拠点として知られる大和事業所を閉鎖すると発表した (プレスリリース、 ITmediaの記事、 日経新聞の記事)。 大半の機能や東京基礎研究所は豊洲事業所に移すという。 以前のストーリーで紹介したように、日本IBMからレノボに譲渡されたThinkPadの「大和事業所」はみなとみらいに移転しており、大和からは完全に「大和事業所」が消滅することとなる。
Cloud Computingといえば、「あちら側」にあるコンピュータパワーを利用してさまざまな処理を行うこと。 一番分かりやすい具体例としては、グーグルの検索が挙げられるだろう。検索では、サーバはどこにあるかわからないが、インターネットの「雲」のどこかで演算され、検索結果を引き出して、目の前のウェブページに結果として表示される。 概念としてクラウド・コンピューティングを少し理解しても、現実に、グーグルがどのようにCloud Computingを推進しているのか、よく分からないというのが正直なところではないだろうか。 (一説には、グーグルの「雲」は100万台以上の安価なサーバで構成されているという) Business Weekのカバーストーリー"Google and the Wisdom of Clouds"は今のグーグルで起こっていることを、垣間見せてくれる好企画である。 (Busine
米IBMは,LSI配線間の絶縁を分子の自己組織化現象で確保する技術を開発した。IBMが米国時間5月3日に明らかにしたもの。 自己組織化は,ある種のポリマー(重合体)分子が自然に集まり,規則的な構造を作り出す現象。自然界では,貝殻や雪の結晶,歯のエナメルなどが,自己組織化で形成される。IBMは,半導体メモリー素子の製造に自己組織化を応用する手法も研究している(関連記事) 自己組織化による絶縁は,配線に使うナノ・メートル程度の各銅ワイヤーの周囲に数兆個の微細な真空の“穴”を形成し,これを空隙として使うことで実現する。この手法で作れる空隙の大きさは,「現在のリソグラフィ技術で形成可能なサイズに比べ,相当小さい」(IBM)。 新開発の手法は,標準的なCMOS製造装置を刷新せず導入できる。IBMによると,絶縁性が向上する結果,LSI内の信号速度が35%高速化し,消費電力が15%少なくなるという。 自
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