全国大学高専教職員組合は20日、国公立大などの教員に新型コロナウイルスの影響を尋ねたアンケートの結果を公表した。教員の8割が「業務負担が増えた」と考え、その多くが遠隔授業への対応を理由に挙げた。 アンケートは6~9月、インターネットなどで実施し、教員1174人から回答を得た。 新型コロナ対応の業務負担について「かなり増えた」が47.5%で、「やや増えた」は32.9%となり合計は80%を超えた。「変わらない」は13.6%で、減ったと答えた人もいた。 負担が増えた人に複数回答で理由を尋ねると、遠隔授業への対応などの教育面が94.9%で最多だった。
