質とスピード 初演: 2019/10/31 @ EOF2019

昨日に続きますが、ディベロッパーサミットでgoogleの開発プロセスについて聴講してきました。Googleは一味異なるプロセスや組織をお持ちのようです。請負開発をされている方には新鮮なのではないでしょうか。工藤氏はGoogleのインフラ寄りの話、小松氏は開発プロセスの話で講演されていました。サービスインフラも開発プロセスも私にとっては身近な話ですが、ここでは、小松氏の講演について書こうと思います。講演では、極めて異例/エキセントリックというプロセスは話されていませんでしたが、以下は、特徴的と感じました。 異なる観点から複数のレビューを実施していること。いわゆるperspective-based readingを実施しているそうです。役割分担型レビュー(reviewというよりはおそらくinspection)で、セキュリティやユーザインタフェースの観点から見たデザイン/ソースコードの妥当性検証
プログラム(testingとかバグ根絶系)の話をしていると「品質」と「コスト」って言葉がよく出てくるけど、これって微妙な言い回しですよね。 なんていうか、絶対に認識が一致してないように思うのです。「品質」って言葉に凝縮されている要素はそれほどまでに有象無象だから。 で、実際に焦点とすべきは(「オブジェクト指向入門」によって品質を体系化した)メイヤー(Mayer)の言う、 外的品質要因 正確さ(Correctness) 頑丈さ(Robustness) 拡張性(Extendibility) 再利用性(Reusability) 互換性(Compatibility) が主なものであって、これらは顧客が触れることで実感できる要素となる。 中でも重用なのが拡張性と再利用性と言われている。 ただし、 正確さ……結果が間違っていない、操作に対する間違いなどを極力補正する 頑丈さ……様々な操作に対して意味不
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■1 「self.wake_up(:from => 'The Matrix', &:revolutions)」 XP祭り2006のライトニングトークスで使った資料を置いときます。検閲済。 http://kakutani.com/articles/XPmatsuri2006-LT.kakutani.pdf 内容は、昨年の「self.wake_up :from => 'The Matrix' 」の続き。RubyKaigi2006の打ち上げにて、須藤さんに触発されて田中ばびえに(勝手に)アツく語った内容を語ってみました。「テストコードにはWhat、プロダクトコードにはHow、そしてドキュメントにはWhyを書け」というスローガンについて。 プレゼンの際には「&:slogan」Tシャツを着てプレゼンに臨んだんだけど、今日もやっぱりツッコミは(ほとんど)もらえず。本番ではスライドを112枚用意して10
2次元より3次元のほうが好きな hide です。 昨日のmasatoさんのエントリへのコメントで、Tracの話が盛り上がっていたので引き続きTracネタを続けます。今さらTracについての説明は必要ないと思いますが、どんなものかひと言で説明すると、BTSとWikiとSubversionリポジトリビュアーを合体したようなものです。この組み合わせ具合が絶妙で、Tracは様々なソフトウェア開発現場で使われています。有名なところでは、Ruby on Railsの開発にも使われています。 しかし、ウノウではBTSに影舞を使っています。何故かというと、標準ではTracのワークフローは次のようになっていて、testingのステータスがないからです。 最近は、ベータ・クオリティでもいいから、とにかく早くサービスを公開することが重要だという考え方が一般的になってきています。しかし、バグだらけのシステム
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