八王子市長選(22日投票)は23日、開票が行われ、いずれも新人で、元都議の石森孝志氏(54)(無所属=自民推薦)が、元市議の両角穣氏(49)(無所属=みんなの党推薦)、元東京土建一般労働組合八王子支部書記の峯岸益生氏(63)(無所属=共産推薦)を破り、初当選した。黒須隆一市長から後継指名を受けた石森氏が、三つどもえの選挙戦を制した。投票率は、2008年の前回と比べて0・58ポイント増の34・95%だった。 開票は八王子市民体育館で午前8時45分から始まった。午前10時20分過ぎにケーブルテレビで「当選」が報じられると、八王子市横山町の石森氏の事務所は歓声に包まれた。集まった支援者から握手攻めにされながら事務所に入った石森氏は、約100人を前に、「三多摩一にふさわしい街づくりを一緒に進めたい」と笑顔であいさつをした。 また、郊外にトラックターミナルなどの整備を図る「川口物流拠点構想」について