スマートフォンに向かって農業現場でつぶやくだけで、作業記録を付けることができる──。こんな便利な農業向けの「音声つぶやきシステム」を大学と共同で開発したのが、石川県野々市市の農業法人・株式会社ぶった農産だ。代表取締役の佛田利弘(ぶった・としひろ)さんは、ライスセンターの機械と生産現場から得られる情報の統合も進めている。 つぶやくだけで作業の記録と共有が可能に 「農地やライスセンターで、スマホに向かってしゃべると、その情報がデータ化される。GPS(全地球測位システム)を使い、いつ、どこで、誰が何をつぶやいたか、特定されるしくみです」 農家向けの音声つぶやきシステムを、佛田さんがこう解説する。スマホにマイクを付け、現場でつぶやくと、情報が他の従業員に共有され、自動でテキスト化される。メモしたり、スマホに文字を打ち込んだりする手間が省けるのがウリだ。現場で撮った写真も共有できるので、遠隔地から作
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