12万人を超える従業員、世界複数に構える拠点、3.5兆円の売上高を誇る富士通。ITを生業とする同社にとってもDXは喫緊の課題だ。巨大な船の舵取りを支えるのが、全社DXプロジェクトト(Fujitsu Transformation:フジトラ)をリードしている、CIO兼CDXO補佐の福田譲氏。就任から2年を経た福田氏に、これまでの取り組みをデータドリブン経営への改革を中心に聞いた 富士通 執行役員 EVP CIO、CDXO補佐 福田譲氏 全社でDXに挑むための体制は? まずはフジトラについて簡単に教えてください。 福田氏:DXの定義はさまざまですが、私がDX委員を務める経済産業省のDX推進指標の定義が最も的を得ていると思っています。つまり、競争上の優位性確立を目的とし、手段としてデータとデジタル技術を活用し、製品、サービス、ビジネスモデルを変革することがDXであって、ITの話ではありません。 富
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