この構想が実現すると、東京方面からの新幹線列車「はやぶさ」は新函館北斗に到着した後、スイッチバックして函館駅に到着することになる。札幌からも新函館北斗駅で乗り換えることなく函館駅に到着できるようになる。現在、札幌~函館間は特急「北斗」で最短3時間33分、最長3時間59分かかっているが、函館駅乗り入れの試算ダイヤでは、乗り換えなしで1時間11分と大幅短縮になる。 乗り換えを無くすことで短縮される所要時間は10~15分程度と僅かだが、2001年に日本鉄道建設公団(現、鉄道・運輸機構)が発表した「新幹線直通運転化事業調査」では、新幹線と在来線の乗り換えは約30分の心理的負担時間に相当するという。 また、青森~函館間の交流も無視できない要素だ。北海道新幹線開業前は、青森~函館間は在来線特急で乗り換え不要だった。しかし現在は新函館北斗乗り換えが発生しており、交流が落ち着いてしまった感がある。 現在は
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