やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです パセリに青じそ、スイートバジルにローズマリー。我が家にとって、食べられない植物は植物にあらず! ベランダを飾っているのは、これらのハーブの鉢植えだ。しかしこの時期は、多年草であるはずのバジルさえ寒さで収穫できず、スーパーで渋々と高いハーブを買うハメになる。そしてなにより、育てたハーブを摘んで食べるという楽しみがない冬は、家庭菜エニストを意気消沈させているに違いない。 そこで目をつけたのが、かいわれ大根やブロッコリースプラウト、アルファルファなどの「スプラウト」と呼ばれる野菜だ。種まきから1週間ぐらいで食べられるほどに成長し、ミネラルやビタミンが豊富で健康にもいいという。聞いたところによれば、癌予防につながったり、血液サラサラ効果もあるというのだ。 これらの栽培キットは100円ショップで
この現代版「せいろ」が一般的な竹や木製の「せいろ」と異なるのは、プラチナシリコンで出来ているため、ソフトで扱いやすくなっている点だ。利用頻度が低いのに蒸し器を買うと邪魔になって困るし、竹や木製の「せいろ」は使わない間の保管方法を間違えてカビを発生させてしまうこともあり、衛生面で不安になる。しかしプラチナシリコン製の「スチーマー」はすぐ使え、使い終わったら洗って収納しておしまい。握りつぶせるほど柔らかいので、少々狭い場所でもOKだ。脂っこい食材でも容器に脂がしみて困ることもない。 鍋の直径は20cmと決まっているが、割と一般的なサイズなため、多くのご家庭でご利用いただけるだろう。いつもの鍋が蒸し器に早変わりするというのもこの製品のいいところだ。 ただし深さが約5cm、内側の直径が約17cmなので、蒸し料理の定番とも言える茶碗蒸しやプリンの容器を並べるのは少々難しい。底もシリコンでできているた
今回は電子レンジを活用するにあたり、強力な味方になってくれるアイテムをご紹介しよう。 それはスペインに本社を置くルクエの「スチームケース」だ。「スチームケース」とは、スイス人デザイナーのルキ・ヒューバー氏が、バナナの葉を使ったメキシコの蒸し料理からインスピレーションを得て考え出したという調理器具なのである。食材を入れ、両サイドのフタを閉じると、全体がすっぽりつつまれた様な状態になるのが特徴。そのまま電子レンジにいれれば、食材のもつ水分だけで蒸し料理が完成するのだ。 サイズは幅240mm、奥行き124mm、高さ50mmで、じゃがいもやトウモロコシ、さつまいもなどがすっぽり収まる。重さは約260gと軽い。つかめば簡単に曲がるほどソフトなため、これを加熱して大丈夫なのかと不安に駆られるが、全く心配いらない。プラチナシリコン製で、耐熱温度はなんとマイナス30~260℃と幅広い。おかげで電子レンジだ
電気ケトルはこれまでに20製品ほど、レビューで取り上げてきた。言ってしまえば水を入れてお湯を沸かすという単純な製品ジャンルではあるが、最近ではデザインにこだわったり新しい機能を取り入れた“個性派”が増えてきた。 今回紹介する「シンプリーインヴェンツ 1L」もそのひとつだ。特徴的なのが、水を本体内に入れる方法。普通のケトルならフタを開けてそこから水を入れるのだが、本製品はフタを開けなくても、そのまま水が本体内に入れられるというのだ。メーカーは「ニューヴィテス エクスプレス 1L」や「アプレシア」などの電気ケトルでお馴染みのティファール(T-fal)。一度試してみたくなり、Amazon.co.jpにて購入した。
おつまみで欠かせないのが、ビーフジャーキーやサラミなどの燻製だ。燻製は、旨みだけを凝縮したような濃い味に、深い味わいがある。そんな燻製を、手作りすることができるらしい。初めて知ったことなので、ちょっと調べてみた。 燻製には「温燻」「熱燻」「冷燻」という方法があり、よく食べるビーフジャーキーやベーコンは「温燻」、スモークサーモンは「冷燻」の燻製だ。個人で手作りできるのは「熱燻」というやり方で、燻製用の木材(スモークチップ)から出る煙で食材をいぶし、高温で加熱する。 「熱燻」ができるスモーカー(燻製釜)には、いろんな商品があるようだ。たいていは、アウトドア専門の製品なのだが、サーモスの「保温燻製器 イージースモーカーRPD-13」は家のガスコンロで熱燻が簡単にできるというもの。これならば作ってみたいと思って購入した。メーカー希望小売価格は10,500円、Amazon.co.jpでは7,500円
● 部屋干しの季節 「雨は大丈夫かなぁ……」。普段は天気のことなどあまり気にかけないのだが、この時期だけは、急な夕立がないかを気にかけるようにしている。 理由は単純で、雨が降ったら洗濯物をしまわなければならないから。家で仕事をしている筆者が手伝っているささやかな家事のひとつだ。 運良く、降り始めを素早く察知できれば良いのだが、なかなかそうもいかず、せっかく乾きかけた洗濯物がしっとり……ということもしばしば。結局、部屋で乾かし直しなんてこともある。 そうでなくとも、この梅雨の時期ともなれば、洗濯物は部屋干しになることの方が多いが、なかなか乾かないうえ、部屋そのものがジメジメしてくるのも、あまり有り難くないところだ。 そこで、何とか部屋干しの洗濯物を短時間で効率的に乾かせないかと思案して購入したのが、このミツギロンの「ドライハウスセット SK-09」だ。乾燥機を利用して洗濯物を素早く乾燥させる
今回紹介するものは、フランスのLEXONによる「Tykho Radio(ティコラジオ)」。LEXONは1991年の創立以来、世界規模で活躍しているデザイナー達と協力し、生活雑貨から電気製品まで、幅広い分野の製品を送り出している。このTykho Radioもそうした製品のうちの1つで、デザイナー・建築家として世界的に評価されているMarc Berthier(マルク・ベルチェ)がデザインを手がけた。 デザイン系のモノが好きな人なら、一度は目を奪われたであろうTykho Radio。この製品は、1996年に“rubber radio”として発表された。生まれてから12年も経過しているが、その存在感はいまだに新鮮である。フランスのポンピドーセンター、アメリカのニューヨーク近代美術館(MoMA)に永久保存されているのも頷ける。また、世界でも有数の発行部数を誇るアメリカの週刊誌「TIME」の2000年
「漬けもの器」とは、スプリング式の押しブタで野菜を押して、手作りの漬けものを作れるプラスチック容器である。 自分で漬けるなら好みの野菜を、好みの味加減で漬けることができるし、添加物や保存料の心配もない。押すことでカサが減るから、サラダにするよりたくさん、効率的に野菜をとることもできる。何より、いろんなものを漬けてみるのが楽しそうだ。 それなのに導入をためらっていたのは「漬けもの器って、大きすぎる」という印象があったからだ。漬けもの器といえば長らく、丸くて背の高い、バケツのような形状で、容量もかなりある。多人数の家庭を想定して、大量に漬けられる仕様になっていたのである。 これは想像だが、バケツ状になっていたのは、昔ながらの木の樽の形を残したかったのかも知れない。 私の実家の親も、こうした昭和時代スタイルの大きな漬けもの器を使っているが、一人暮らしなので、わずかな量のナスやキュウリが大きな容器
ここ数年、冬になると暖房とともに加湿器を使うようになった。 おかげで、ノドの調子は良く、風邪も引きにくくなったのだが、困ったことが1つある。 それは書棚に入れた本が湿気を吸ってしまうことだ。とくに、古めの本は、カビの胞子がついているらしく、こまめに乾燥剤を入れておかないと、すぐにカビ臭くなってしまう。以前は夏場だけ気をつけていれば良かったが、加湿器を使うようになって1年中注意する羽目になった。 これまでは塩化カルシウムを使った、使い捨ての湿気取り(商品名:水とりぞうさん)を使っていたが、これは数カ月に一度の頻度で入れ替える必要がある。時節柄、毎回ゴミになるのもしのびない。 そこで、再生可能な製品としてアイアンの「湿気トリのたまご」を買ってみた。アイアンのWebサイトには製品情報がないのでメーカー希望小売価格はわからないが、Amazon.co.jpでは1,881円で販売されていた。 到着した
揚げ物は好きなのだが、自宅で料理するとなるとちょっとやっかいだ。調理中は油断できないし、長袖を着て身構えていても、思い掛けない時に油が跳ねて顔に当たったり、ちょっとこわい思いをする。また、使い終わった後の、油の始末や、ベタベタになった鍋、シンク周りの掃除を考えると、そうそう気軽にはできない。 今回、紹介するタイガーの「電気フライヤーはやあげ CFE-A100」は、油が跳ねないのでテーブルで揚げ物が楽しめ、お手入れする時は、鍋を丸洗いできる。メーカー希望小売価格は10,500円、Amazon.co.jpでは7,004円だった。 ● コンパクトなデザインで、使い方も簡単 「CFE-A100」は、油を揚げ物の適温に加熱し、調理中もその温度を保ち続けるという、すぐれものの揚げ物専用鍋だ。コンセントさえあればよく、使う場所を選ばないので、テーブルの上でも揚げ物ができる。 本体の大きさは、264×21
歯磨きが、わりと好きだ。 前歯の表面がツルツルになり、奥歯のデコボコの磨きにくいところがスッキリする快感は、なかなか他のものに代えがたい気がする。 もちろん、昔から歯磨きが好きなのではなかった。今思えば、長年ぞんざいな歯磨きをしていたために、数年前、長期間の歯科治療に通うことになった私。同時にかなり徹底したブラッシング(歯磨き)指導をされた私。実にしんきくさいものであった。しかし、だんだんクセにもなるのだった。 特に、ブラッシングの手本を示すために、かわいい歯科助手さんが歯を磨いてくれたり、水流を使って磨き残しを取ってくれたりするのは、かなり気持ちのいいものだった。とくに後者はいい。歯の一本ずつ、表側と裏側に分けて、丁寧にシャーッと歯を洗い、歯ぐきをマッサージするジェット水流。ご家庭では決して味わえないものである。 そのようにして洗ってもらった歯は、あとでごはんを食べて汚れをつけてしまうの
三洋電機株式会社は、バッテリ内蔵で持ち運べる空気清浄機「eneloop air fresher CAF-VW10TG」を2月21日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は3万円前後。 CAF-VW10TGは、環境・デザインを全面に押し出した製品群「eneloop universe」の1つとして開発されたもので、500mlペットボトルとほぼ同じサイズのボディにバッテリを内蔵し、持ち運んで使える点が最大の特徴。機能的な面では、同社の家庭用空気清浄機に採用されている、除菌・脱臭技術「ウイルスウォッシャー」を搭載する。 ウイルスウォッシャー機能は水道水を電気分解したときに生じる、OHラジカルと次亜塩素酸をミストとして飛ばすことで、カビやウイルス、花粉などの物性を変化させ、無力化する機能。同社の空気清浄機などに搭載されている。CAF-VW10TGでは、従来、空気清浄機に入っていたこの機能を
「アク(灰汁)」とは、野菜などを煮たときに浮いてくるもので、「渋み」や「苦み」、「えぐみ」の元になってしまうものです。野菜から出るアクのほか、肉類から出る脂質のアクもあり、この場合はあまり取り去りすぎると脂分も取り去ってしまうことになるので、アク取りは「みきわめ」が難しいものでもあります。 アクはたいてい鍋のフチなどに固まって出てくるのですが、お玉ですくっていくのは案外面倒なものです。この面倒くささを解消してくれるのが、今回の「アク取り落とし蓋」です。 「アク取り落とし蓋」はメッシュ付きの鍋ぶた。アク取りと落としぶた、両方の役目を果たします。中央に穴があるため、ここからアクがメッシュに流れ出して、うまみを残しつつ、アクだけをうまく取り去れるしくみ。 材質は一般的なステンレス製で、サイズはお鍋に合わせて使い分ける20cm用、22cm用、24cm用の3種類。見た目の印象はごく実用的な調理器具と
デスクスタンドに用いられる蛍光灯は、少し昔なら直管タイプが一般的だったが、最近では蛍光管を折り曲げて、コンパクトに構成したU型やツイン型を用いたものが一般的になってきている。コンパクトな蛍光灯を用いることにより、その器具のデザインの自由度も大きくなり、消費者にとってはより魅力的な商品が売り場をにぎわせている。 今回紹介するデスクスタンドは、直管タイプでもU型タイプも用いていない、サークル型蛍光灯を用いた、ある意味大胆不敵なデスクスタンドである。ツインバード「LK-H731」、その名も「ハッピーエンジェル」。メーカー希望小売価格は12,600円。Amazon.co.jpで6,980円で購入した。 ハッピーエンジェルは、サークル型蛍光灯を用いているとはいえ、管の外径が225mm、断面の管径が16mmのスリムタイプを用いている。そして点灯管のいらない、ちらつきをおさえたインバーター方式を搭載して
家庭の焼肉といえばホットプレートが定番だが、やはり油ハネや煙がつきものだ。しかし、この「焼きグルメ」はホットプレートとは違い油をしっかり落とし、煙も出ないという製品。主婦にとって「煙があまりたたない」「炭火で焼いたようにおいしい」「熱効率がよい」「掃除が簡単」「不要な油を落とす」といったフレーズはとても魅力的だ。 この製品は製造元がキッチン用品を多く取り扱っている杉山金属で、ユーアイ商事が販売している。メーカー希望小売価格は33,600円。ユーアイ商事の直販サイト「ユーアイネットショップ」で26,000円で購入した。 商品が到着し早速箱を開けてみると、意外にもたくさんの部品が出てきた。焼きグルメの枠となる本体、ステンレス側板2枚、ヒーター、ヒーター受け、マルチ網、サンド網、スイッチ、受け皿、網や受け皿を取り出すための引掛けと全部で9種類。これを組み立てるということだ。 本体は42.7×23
ここ数年で導入した生活家電のうち、振り返ってみて一番使用頻度が高いのが電気ケトルだ。朝晩、欠かさず使用している。ところが最近になって、電気ケトルのほとんどが、コーヒーを淹れるのに向いていないことに気づいた。 ペーパーフィルターに淹れたコーヒー豆にお湯を注いだ瞬間の幸福感は、みなさんにも経験があるだろう。円を描くようにやさしくお湯を注ぐ。熱せられたコーヒーの粉がふんわりとドーム状に膨らみ、お湯の熱気とともに、コーヒーの香りが漂ってくる――はずなのだが、電気ケトルだとこれができない。 愛用しているティファールをはじめ、コーヒーをドリップするには注ぎ口が大き過ぎるのだ。ペーパードリップする際、1度に注ぐお湯が多すぎて、ただ円錐状のドリッパーにお湯が溜まるだけになってしまう。ドームも香りも風情もあったものではない。これなら、はじめから手軽なコーヒーメーカーに任せてしまった方がマシだ。 そんな折に見
「卓上タイプIH調理器 CS-A11C」は、「空想生活」という商品開発を目的としたコミュニティサイトで企画され、商品化された製品である。「空想生活」とは、商品のアイディアを持ち寄り、それに触発された人がデザインを提案し、ユーザーが意見をフィードバックスルという流れで、あったらいいなという製品の商品化を図るというコミュニティサイトだ。 メリットとしては、消費者の視点で本当によいと思えるものが製品化される点だ。また、サイトのユーザーは、自分が評価したものが、商品化されていく過程を見守り、購入の「仮予約」という形で応援することもできる。 「空想生活」はエレファントデザイン社が運営しており、「消費者起点の商品開発」のビジネスモデルとしても、注目されている。空想生活で商品化されたものの例として、無印良品の「体にフィットするソファ」などがある。 卓上タイプIH調理器「CS-A11C」は収納に優れている
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