DJ SHARPNELとは、DJ、作曲家である。主にナードコア(アニメ・ゲーム等の音源をトラックにサンプリングするもの)楽曲を中心に活動している。自称アニメティックハードコアリミックスユニット。
概要
1996年、JEA、VICSON、TANIGONの三人で奈良工業高等専門学校内にて前身であるProject Gabbangelionを結成する。1998年にProject Gabbangelion解散とともに高速音楽隊シャープネルを結成し、それと同時にSHARPNELSOUNDを立ち上げる。その後、2000年に高速音楽隊シャープネル解散ライブを行い、NEON GENESIS GABBANGELIONとしての活動を経て、JEAとLemmyの2人でDJ SHARPNEL名義の活動を始める(作曲に関してはほとんどJEA単独である)。また、JEAがDJ、LemmyがVJを担当しSHARPNEL.NET名義でのライブアクトも行っている。このように現在のDJ SHARPNEL以外にも多くの変名義(上記以外ではKillingscumなど)が存在している。
ガバを始めとしたハードコアテクノを得意とし、日本では早くからハードスタイルをとりいれていた。近年ではハードテックに傾倒している。また、大のThe Speed Freakマニアであり、楽曲のリミックスを手がけたことがある。m1dyとも親交が深くJEAと二人で音圧愚連隊というユニットを組み、5年に1度音源を発表している。
国内外のトラックメイカーに多大な影響を及ぼし、現在のJ-CORE界隈の形成に大きく貢献している(そもそも「J-CORE」という単語自体ほぼDJ SHARPNELの楽曲を指すものであったらしい)。
近年では、SHOT MUSICへの参加や、SOUND VOLTEX、beatmaniaIIDXを始めとした音ゲーへの楽曲提供など商業作品へ積極的に参加している。
2016年突如として活動のVR化を発表、2017年4月に現実世界ファイナルライブとして表参道WALL&WALLで行われた「UPSHFT」にSHARPNEL.NETとして出演し、仮想世界へと旅立った。
とおもいきや、ライブセット終了後バックスクリーンには「時に、西暦2017年」「再起動」「シン・ガヴァンゲリオン劇場版」の文字が映し出され、新曲を披露。一体、SHARPNELSOUNDは今後どうなっていくのだろうか・・・。
関連動画
関連商品
氏のCDはほとんどが絶版となっており、現在入手するのは困難である。また一般流通も少ないため、GUHROOVYや公式ショップのみでしか買うことができない。ここでは、音圧愚連隊と商業リミックス作品を紹介する。
関連項目
外部リンク
- SHARPNELSOUND Official web
- SHARPNELSOUND : Official Store
- GHz Interview12(前半) / GHz Interview12(後半) - SHARPNELの歴史について興味がある場合は一読を推奨する。