『機動戦士ガンダム』の話でさ、一年戦争の象徴みたいに語られる「コロニー落とし」。ジオン公国が地球にコロニーをぶつけて何十億人も殺したっていう、あの悪名高い事件ね。公式設定だとジオンがやったことになってるし、アニメでもシャアとかが「あれは仕方なかった」とか言い訳してるシーンが印象的。でもさ、最近ふと思ったんだよ。コレ、本当にジオンの単独犯行か? 実は連邦が絡んでて、責任をジオンに押し付けただけなんじゃないかって。
まず、コロニー落としの経緯を考えてみよう。ジオン側は戦争初期に「ブリティッシュ作戦」って名前で、連邦の軍事拠点があるサイド2のコロニーを奪って、それを地球に落としたとされてる。で、その結果が大気圏突入でコロニーがバラバラになって、オーストラリアに大穴開けて、気候変動まで引き起こしたって話。でもさ、コロニーってそんな簡単に落とせるもんなの? ジオン側にそんな技術力あったっけ?
ジオンって戦争始まる前はサイド3の田舎国家で、資源も技術も連邦に比べて貧弱だったわけ。モビルスーツ開発で一気に追い上げたけど、コロニーまるごと動かして正確に地球に落とすなんて、尋常じゃない計算とリソースが要るよね。一方で連邦は、宇宙世紀のインフラほとんど握ってた巨大勢力。コロニーの管理システムも連邦が掌握してたはずだし、セキュリティだってガチガチのはず。なのに、どうしてジオンにコロニー奪われて、しかも落とされるまで何もできなかったの? おかしくない?
ここで俺の持論。実はコロニー落としって、連邦が仕組んだ自作自演じゃないかって。戦争初期、連邦はジオンにボコボコにされてたじゃん。モビルスーツの性能差で押されまくって、世論も「連邦無能すぎ」って空気になってた。そこで連邦の上層部が考えた。「よし、ジオンを悪魔に仕立て上げて、俺らの失態を隠そうぜ」と。サイド2のコロニーをわざと襲撃して、ジオンに奪わせる状況を作ったんじゃないか。で、コロニーが地球に落ちるのは「ジオンがやった!」って大々的に宣伝。実際、オーストラリアに落ちたコロニーの残骸とか、証拠が都合よく残りすぎてるのも怪しい。連邦のプロパガンダ班が「ジオン=極悪」のイメージ植え付けるために、演出した可能性あるよね。
アニメ見ててもさ、連邦側の描写って妙に「被害者ヅラ」してるんだよ。ジオンがコロニー落とした後のシーンで、民間人が泣いてる映像とか流して「我々は正義!」ってアピールしてるけど、連邦だって戦争中は非道なことやってたはず。ザンジバル級の艦艇とか撃ち落としてたし、民間人巻き込んだ作戦だってゼロじゃない。それなのにコロニー落としだけジオンに全責任押し付けて、「連邦は潔白です」みたいな態度がムカつくんだよな。
シャアもさ、アムロとの会話で「コロニー落としは必要悪だった」みたいなこと言ってるけど、あれって本心じゃない気がする。シャアって頭いいから、連邦の策略に気づいてたけど、ジオン側として言い訳せざるを得なかったんじゃないか。だって、コロニー落としでジオンが得たものって何? 地球にダメージ与えたけど、連邦の戦力自体はそこまで削れてないし、逆にジオンが「人類の敵」扱いされて戦争長期化しただけ。戦略的に見てもジオンにメリット薄いんだよ。
だからさ、コロニー落としは連邦のコロニー襲撃が発端で、それが失敗して落ちちゃったのを「ジオンのせい」にしたんじゃないかって思う。連邦が自分たちの失態隠すために、ジオンをスケープゴートにしたと考えると、色々辻褄が合う。公式設定じゃジオンが悪役だけど、ガンダムって戦争のグレーゾーン描く作品だし、こういう裏読みもありだろ?
連邦はこの世に存在しません はいAI
それならデラーズフリートの道化が更に高まるな